天才テリー伊藤対談「田原俊彦」(4)何だよトシちゃんカッコよすぎるよ (1/2ページ)
テリー そんな時代が終わった頃、トシちゃんはジャニーズ事務所を辞めるでしょう。
田原 33歳の時ですね。
テリー ズバリ、理由は何だったの?
田原 「30歳を過ぎたら、自分で仕事を回していきたい」ってずっと思ってたんですよ。例えばコンサートをやるのでも、音、衣装、スタッフ、バンド、ダンサーとか、1から10まで全部自分で決めたかった。
テリー それはジャニーズにいたら、できなかった?
田原 いえ、デビューして10年ぐらいたった頃には、ジャニー(喜多川)さんがいちおうプロデューサーとしていますけど、基本、僕の好きなようにやらせてもらっていました。
テリー だったら、問題ないじゃない。
田原 まずジャニーズ事務所は、ティーンエイジャーをメインにプロデュースする会社だと僕は思っているんです。あの頃は光GENJIがいちばんすごかったし、SMAPがそろそろ出てくるタイミングですよ。そういう若い才能の頂点に自分がいてはいけないな、という気持ちがあったんです。
テリー なるほどね。
田原 あと、ジャニーさんってクリエイターだから、何かを作って、それが軌道に乗って走り始めたら「はい、次」。新しいものを作ることが大好きな人なんですよ。だからこそ、自分のことは自分でやらなければ、と思ったんです。
テリー へぇ、じゃあ、トシちゃんが辞めることについては、ジャニーさんも納得してくれた?
田原 別に揉めたりすることはなかったですよ。15年もお世話になって、それこそ僕は事務所の長男坊みたいなものだったから、やりたい放題させてもらったし、いろいろ迷惑もかけたし‥‥とにかくジャニーさんには感謝しかないから。