木村文乃が新ドラマで「悪女路線」への転向に意欲

まいじつ

木村文乃が新ドラマで「悪女路線」への転向に意欲

女優の木村文乃が、8月15日始まる連続ドラマ『伊藤くん A to E』(TBS系=火曜深夜25時28分)に主演する。

同作は、作家の柚木麻子氏の同名の小説が原作で、来春には木村と岡田将生の両主演で映画が公開されることも決まっている。ドラマは時系列で映画の少し前の物語となる。

「木村は器用な役者で、何でも演じることができます。この7~9月期のドラマは、武井咲が『黒革の手帖』(テレビ朝日系)で“米倉涼子の後継”として悪役を演じることが話題になっていますが、武井より木村の方が米倉の路線を踏襲していくと感じている関係者は多いです」(芸能記者)

木村は実力のある役者として、知る人ぞ知る存在だったが、木村拓哉主演の『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)で注目を浴び、『ボク、運命の人です。』(日本テレビ)では亀梨和也、山下智久と共演して、一気に知名度が上がった。

今回の伊藤くん A to Eで木村は、映画と同じく4人の女性の恋愛相談に乗りながら、腹の奥では毒を吐いて、自分の再起を懸けた新作ドラマのネタに利用しようとする落ち目の脚本家、いわゆる“毒女(どくじょ)”を演じる。

「木村が味を発揮するのは“目での演技”です。黒く冷たく光るときがあれば、鈍くやさしく光るときもある。あの味が20代で出せる役者は、なかなかいないと思います」(テレビ雑誌編集者)

木村は今回のドラマについて「いい意味でも悪い意味でも、最低な人たちが集まったお話。反面教師に、すごくいい教本だと思っています。シュールに笑えたり、独特の世界観にはまれると思うので、楽しみにしてくださるとうれしいです」と語った。

演出関係者たちが木村に期待

「ちなみに、もうひとつの目玉が、男に“ぞんざい”に扱われる役として佐々木希が出演することです。あまり変なふうに佐々木をいじめると、インターネット上で木村が噛みつかれる可能性があります。柚木氏の原作は緻密な心理描写が持ち味なので、『あなそれ』みたいに突飛な演出で木村が批判されることはないと思いますが」(同・編集者)

ほかには、自分の殻に閉じこもる女性を志田未来が、愛され願望ばかりの女性を池田エライザがそれぞれ演じる。

「いずれにしても、木村が悪女として演出関係者に認識されるかどうか、試金石となるドラマになるのは間違いないでしょう。お手並み拝見です」(同・編集者)

木村は期待に応えられるだろうか。

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