【特別講演】アニメーション映画『この世界の片隅に』『マイマイ新子と千年の魔法』の片渕須直監督の講演をオープンキャンパスで実施しました。 (3/4ページ)
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原作の漫画では3コマで描かれている"荷物の持ち方"をアニメーションにするときには、ちゃんと実際の人間でそのシーンの動きを体験して描いているとのこと。小さな女の子が大きな風呂敷を一人で持ち上げて背負い、階段を登るシーンも、スタジオに風呂敷が用意してあり、実際にどういう動きになるかやってみたそう。動きを文字で解説すると膨大な量になるが、アニメーションではたったの数秒のこと。こういった地道な作業をきちんとやることで、見ている人に説得力を持たせることができる。細かなひとつひとつのシーンが集まって、大きな世界を作ることができるのだと話されていました。
また、片渕監督は、聴講者の方からの質問にたくさん答えてくださいました。
以前働いていたスタジオジブリでのお話や、『この世界の片隅に』の裏話もたっぷり聴くことができました。ちなみに、主人公が使用しているお鍋のモデルは、片渕監督の実家に古くからあった物だそうです。
今回の特別講義を通じて、片渕監督のさまざまな経験や人との繋がりは、現在にも活かされているのだとあらためて感じることができました。聴講に来ていただいた多くのアニメファン、アニメーションに興味がある高校生や学生たちに生の声を届けることができました。