【例文付き】ゼミの志望理由の書き方は? 大学3年生は要チェック! (2/3ページ)

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次に、文書の構成です。志望動機のような一種の売り込みの文書では、最も言いたいことを一番先に出します。これはプレゼンペーパーと同じで、結論を最初に持ってくるのです。一方で、あなたがいかに優秀な成績を修めていても、最初にそれを持ってくるのは自慢のように取られてしまうかもしれませんのであまりおすすめしません。自分のアピールは、文書の最後に入れるのがいいでしょう。

また、内容によって文章をブロックに分けて読みやすくします。ブロックごとに1行開けるなど読みやすさを心掛けましょう。文体は「です/ます」調を用います。「ゼミに入れてほしい」という主旨で、依頼文ですから、教官に礼を失することのないように注意してください。

ではサンプルを挙げてみましょう。

■ゼミの志望理由書のサンプル その1

○○ゼミ
担当教授 □□ 先生

私は□□先生の「○○ゼミ」に所属したいと考えております。

□□先生の『●●●●』『▲▲▲▲』などの著作を拝読し、いずれもそれまでの同分野の研究とは一線を画す、非常に実証的な研究を基に書かれたものと、大変感銘を受けました。同時に、自分も□□先生のように実証的な研究を進めたい、また□□先生にご指導を賜り、研さんを積みたいと考えております。

大学入学時は特に考えていませんでしたが、先生の著作に触れて日本の近代経済についてにわかに興味が湧き、教養では日本史、また経済理論についてできるだけ多く学ぶようにしました。また、私はコンピュータープログラムについても学んでいますので、このスキルを生かして、日本の近代経済の数値モデルを構築し検証する、といった研究ができれば、と考えております。

好奇心が旺盛なところが自分の長所と思っています。この長所を生かしてゼミでも頑張っていきたいと思っています。

何とぞよろしくお願いいたします。

△△大学 ○○学部 □□学科
高橋太郎

■「志望理由書」のサンプル その2

○○ゼミ
担当教官 □□ 先生

私は□□先生の「○○ゼミ」を志望いたします。

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