過去と現代が交差する「永遠の都ローマ」の古代遺跡を巡る (2/3ページ)

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紀元前54年に「カエサルのフォロ」を造ったことに始まり、歴代の皇帝が権力の証としてフォロを建設しました。フォロというのは公共広場を意味します。フォロの奥にあるオレンジの建物は、世界最古のショッピングセンターのトラヤヌス市場です。2世紀始めに作られた建物で、ここには様々なお店が並んでいたと考えられています。建物は現在も良い状態で姿を留めており、当時の暮らしをイメージすることができる場所です。注目したいのは、高さ40メートルにもなる「トラヤヌスの記念柱」です。記念柱にはトラヤヌス帝のダキア遠征の勝利の場面が描かれています。こちらも奇跡的に当時の姿を留めています。かつては権力の証であったフォロも中世には土に覆われた状態となり、19世紀頃から発掘が始められます。
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