過去と現代が交差する「永遠の都ローマ」の古代遺跡を巡る (1/3ページ)

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過去と現代が交差する「永遠の都ローマ」の古代遺跡を巡る

イタリアの首都ローマは「永遠の都」と称される魅惑の街。

ローマは一国の首都でありながら古代遺跡が数多く残り、その圧倒的な歴史を今に伝えています。街でごく普通に出会う史跡紹介看板の「B.C.」の文字や、ガイドブックにも載っていない古い建物もローマの魅力の一つ。

それでは、イタリアのローマに残る古代遺跡を訪ねてみましょう。現存するローマ建築で最も完全な状態であるパンテオンは、ローマを象徴する建物の一つ。

最初のパンテオンは紀元前27年に建設されましたが火災で焼失し、現在のパンテオンは118年に完成したものです。パンテオンとは「すべての神々の」と言う意味で、元々はローマ神を祭る為の神殿でしたが、7世紀頃にキリスト教の聖堂とされました。パンテオンが現存している理由の一つがとても興味深く、建物の内部にはドーム型の空間があり、建築学上の奇跡とも言われるほどに精密な建物です。

そのおかげで後年になっても改築しにくい設計であったために、破壊を免れたと言われています。今から約1900年前に作られた建物が目の前にあるという光景は、まさに奇跡。

ローマの街はどれだけ時間があっても足りないと言えるほど、歴史的な史跡で溢れています。
何気なく街を歩いていても、築1000年を越える建物がそこら中にある事に、初めて訪れた時には驚くことでしょう。ローマ市街地のほぼ中心部に位置するヴェネツィア広場近くには、いくつものフォロが続く「フォーリ・インペリアーリ」があります。

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