「ごめん、愛してる」で長瀬智也以上の存在感を放つ吉岡里帆

まいじつ

「ごめん、愛してる」で長瀬智也以上の存在感を放つ吉岡里帆

『TOKIO』の長瀬智也が主演する連続ドラマ『ごめん、愛してる』(TBS系)の第1話が7月9日に放送され、初回平均視聴率は9.8%だった。

「このドラマは韓国で人気だったドラマのリメイク作品です。韓流ドラマのブームが去り、時間が経ってひと回りしたことで『久しぶりに韓国ドラマが楽しめる』と、主婦層を中心に視聴者が集まったと思われます。まあそれでも10%に届きませんでしたが…」(芸能記者)

同ドラマは、2004年に韓国KBSテレビで制作され、『冬のソナタ』を超える大ヒットを記録した恋愛ドラマが元の作品だ。

「内容は、死期が迫った律(長瀬)が韓国マフィアから足を洗い、母親を探すというラブストーリーです。涙を誘う場面が多く、まさにかつての韓流ファンを取り込もうというイメージです」(同・記者)

心に孤独を抱える主人公の岡崎律(長瀬)と、運命の女性の三田凛華(吉岡里帆)、かつて自分を捨てた母親の日向麗子(大竹しのぶ)、そして麗子が溺愛する息子で凛華が恋心を寄せる日向サトル(坂口健太郎)という、ふたつの三角関係が切ないラブストーリーを展開させていく 。

「韓国マフィアの描き方が“過去のドラマの踏襲”で見ていてつらかったが、見所は若手の伸び盛りの吉岡が、幼なじみのピアニストに片思いしつつも長瀬演じる律と交流を深めていくシーンです。実に人間的なぬくもりを持って描かれています。吉岡としては一気に人気と知名度を上げるチャンスでしょう。演技にはかなり集中しています」(同・記者)

どこにでも居そうでどこにも居ない雰囲気

吉岡は2013年から女優活動を始め、宮藤官九郎脚本の連続ドラマ『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系)の教育実習生役でにわかに注目された。

「どこにでも居そうな、でもどこにも居ないという雰囲気の女性はなかなか探すのが難しいのですが、それを持っているのが吉岡。暗い役も明るい役も可能なユーティリティーな女優でしょう」(演出家)

ちなみに、吉岡が表紙を飾り、グラビアを掲載した雑誌は売れるという通説がある。

「吉岡のスケジュールは現在、テレビ局で取りあいとなっています。長瀬の相手役として、長瀬を食うような純粋な演技をしています」(同・演出家)

同ドラマでは、冒頭から、律がもうこの世にいないことを暗示して、吉岡演じる凛華の記憶をなぞるような構成となっている。

「吉岡の魅力と韓国ドラマならではのテイストがマッチングして、いい仕上がりになった第1話目でした。視聴率こそ9.8%でしたが、この先、律と母親の麗子の心が通い合うのか、それとも悲しいエンディングになるのか。目が離せない展開です」(テレビ雑誌ライター)

この先も吉岡の演技が光りそうだ。

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