ビートたけしの金言集「殿が語ったハリウッドシステムの思い出」 (2/2ページ)

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さらに、話は殿がアメリカで撮った、北野映画9作目「BROTHER」の話題になり、

「あの時はよ、主要なスタッフはいつも俺の映画をやってる日本人を連れてって、あとのスタッフは向こうのやつらを使ったんだけど、俺がアメリカ人のスタッフに『日本では何か頼まれたら、“うるせー、バカ野郎!”って返事をするのが礼儀だから、何か仕事を頼まれたら、元気よく言うように』ってウソ教えたんだよ。そしたら照明やってる日本人のチーフがアメリカ人に、『これを○○してくれ』って頼んだら、そいつが元気よく『うるせー、バカ野郎!』って返事してから働きだして、照明のチーフがムッとしてたな」

 と、映画に携わる方なら誰もがあこがれるアメリカでの映画制作体験を、しっかりとオチを交えて語る、いつもの殿なのでした。

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◆プロフィール アル北郷(ある・きたごう) 95年、ビートたけしに弟子入り。08年、「アキレスと亀」にて「東スポ映画大賞新人賞」受賞。現在、TBS系「新・情報7daysニュースキャスター」ブレーンなど多方面で活躍中。本連載の単行本「たけし金言集~あるいは資料として現代北野武秘語録」も絶賛発売中!

「ビートたけしの金言集「殿が語ったハリウッドシステムの思い出」」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2017年 7/13号お笑いKGBアル北郷ビートたけしハリウッドエンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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