冷麺 1000円

牛タン、カルビ、そして希少部位。何から何まで極上の美味しい焼肉を堪能できる「焼肉チャンピオン ペントハウス」(東京都渋谷区恵比寿西1-9-3 入船ビル9階)。焼肉屋に行けば行くほど、焼肉マニアはこう思う。「美味しいサイドメニューが食べたい」と。そして、美味しい焼肉屋はサイドメニューも美味しいという法則を実感していくのだ。

・スパイシーな旨味とコク
ここのサイドメニューでとびきり美味しいのは、冷麺である。魚介ダシがガッツリときいていて、最初の一口は磯の薫りが漂う海テイスト。しかしながら、そこからどんどん旨味の猛攻撃が始まる。だんだんと磯の薫りが消え、今度は酸味のあるスパイシーな旨味とコクが訪れる。

・麺が美味くて仕方ない
そしてどんどん心地良い弾力の麺が食べる者を魅了し、繊細で自己主張のない「ストレートな旨味」を堪能するのだ。とにかく麺が美味くて仕方ない。北朝鮮の冷麺はもっと細くてコシが強かったが、麺の太さとコシの強弱に違いはあれど「本場」に似た旨味を感じる。

・伝説は本当だった
スープは超糊料に頼りすぎていないため、クリアでゴクゴク飲めるタイプ。主役は麺のはずだが、気が付けばスープにも魅了されていた。「焼肉が美味しい焼肉屋のサイドメニューはどれも美味しい」という伝説は本当だった。