中畑清が大放言!限定講演会で語った「球界への熱き本音」(3)五輪監督に松井秀喜を推薦 (2/2ページ)
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週刊アサヒ芸能 2017年 7/20号
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東京五輪
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巨人
練習の足りなさという点で言うと、今いちばん(練習を)やっていないのはジャイアンツだと思う。若手が伸びてこないのも当たり前だ」
当時の状況をスポーツ紙デスクが解説する。
「長嶋一次政権下で、巨人は2年連続で優勝を逃した。原因は翌年に引退する王氏をはじめとした主力の高齢化。世代交代の必要に迫られた長嶋監督が中畑氏を含めた若手選手18人だけを伊東に連れていった。まさに、今の由伸巨人とチーム状況が酷似していたのでしょう」
そして、たまたま聴衆として会場にいた阿部の実父へ、壇上から低迷の原因を問いかけるほどにヒートアップ。阿部の父親が「環境が整いすぎている」と巨人の現状を説明すると、
「それに甘んじている部分が選手じゃなくて、コーチ陣にもあるのよ。環境があればそれを生かすのがコーチであり、やらせなくちゃいけない。こういう行動を組織としてやらせなくちゃいけないポジションにいるわけです。その人間たちが動いていないから、ここまでの体たらくになってしまった」
巨人愛あふれる爆弾トークに圧倒されたのか、会場は静まり返ったという。