真木よう子『セシルのもくろみ』痛々しさが響いて初回5.1%に

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セシルのもくろみ - フジテレビ公式サイトより
セシルのもくろみ - フジテレビ公式サイトより

 真木よう子(34)が主演を務めるドラマ『セシルのもくろみ』(フジテレビ系)第1回が7月13日に放送され、平均視聴率は5.1%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)という結果になった。厳しいスタートとなったが、真木は早速自身のTwitterで「私は悲しいんでません。むしろ更に燃えて来ました。」とつぶやき、前向きな姿勢を見せた。

 今作品の主人公・宮地奈央(真木よう子)は北春日部の惣菜店でパートをしながら、夫と息子の三人で暮らすかなりガサツな主婦。体育会系出身で、おしゃれとは全く無縁な生活を送ってきた奈央だったが、沖田江里(伊藤歩)から人気女性ファッション誌「ヴァニティ」の読者モデルにスカウトされる。撮影所では頓珍漢な服装や下手なポージングで浮きまくりの奈央だったが、江里やカメラマンの山下航平(金子ノブアキ)、ヘアメイクの安原トモ(徳井義実)にのせられてトップ読モを目指す展開に。

 とにかく内容よりも、ドラマに合わせて始めたTwitterや「全話視聴率2桁達成で脱ぎます宣言」など、真木よう子の言動にばかり注目が集まっている今作品。真木よう子ってもっとクールなイメージだったのに、こんなにはっちゃけた人だったのか…。そして、言動よりもさらに痛々しいのは、痩せぎすの身体。少し前は激太りしたと話題になっていたが、今は打って変わって痩せすぎの状態に。同じく痩せすぎと評判の桐谷美玲といい勝負なのだ。

「ヴァニティ」主催のパーティーに出席するためにドレスアップしたシーンでは、ファッションやヘアメイクよりも枝のように細い脚にばかり目がいってしまったほど。ガサツすぎる言葉遣いや振る舞いが印象的だったが、身体の細さも奈央の痛々しさに拍車をかけているような気がしてならない。

 と、ここまで真木よう子の容姿ばかりを言及してしまったが、肝心なドラマの内容については「どこかで見たような話」というのが正直な感想。ファッション雑誌という一見華やかな世界で、さまざまな女性の思惑が交錯するという展開は、やはりファッション業界が舞台だった沢尻エリカ主演の「ファースト・クラス」を想起させる。

 人気小説家・結川恵の原作をもとに製作しているはずだが、少女漫画のようにありきたりな展開が続き、奥が深そうに思えるタイトルも現段階では上滑りしている感じが否めない。

 第二話以降は奈央を取り巻くカリスマ読者モデルの浜口由華子(吉瀬美智子)、元人気モデルの安永舞子(長谷川京子)、編集部の黒沢洵子(板谷由夏)らが、さまざまな“もくろみ”を企てていくことは想像に難くない。その“もくろみ”までが「ファースト・クラス」の二番煎じにならないように期待したいところだ。

文・Harumaki

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