ガキ使特番「スマホなし待ち合わせ」好評もレギュラー放送に懸念

まいじつ

ガキ使特番「スマホなし待ち合わせ」好評もレギュラー放送に懸念

バラエティー番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで』(日本テレビ系)の特別編として、『絶対に集合しなくてはいけないスマホなしで待ち合わせ』が7月17日に放送された。年末に放送される『笑ってはいけない24時』シリーズ以外では12年ぶりの特別番組だったが、視聴者からは視聴率低下を不安視する声が相次いだ。

この日の放送時間帯は祝日の22時から。通常の毎週日曜23時25分よりも視聴者の多い時間帯に放送することで、レギュラー放送の視聴率の底上げを図ったものと思われる。

ゲストは伊勢谷友介と川口春奈、ピエール瀧、加藤諒、滝沢カレンらで、東京都内で《大きなビルといえば?》や《美術館といえば?》などのお題に対し、スマートフォンなしで全員が情報を集め、同じ場所に集まるまで挑戦し続けるという企画だった。

番組内容は比較的好評だったようで、ツイッターでも《ダウンタウンの会うやつ面白かった》や、《また違う内容で特別編をやってほしい》など、好意的なつぶやきが見られた。

何でも「~してはいけない」と付ける番組編成に疑問も

一方で、視聴者が疑問視したのは番組のタイトルだ。《「笑ってはいけない」は「タレント出しときゃいいんだろ」みたいに、一般的なバラエティーと同じ番組のつくりになって一気に質が落ちた》と、年末特番の人気にすがる姿勢を疑問視する声もあった。

同番組はマンネリ化を打破するためか、1989年の番組スタート以来変えていなかったオープニングタイトルと番組ロゴを4月2日放送分から変更した。『ダウンタウン』によるフリートークのコーナーも8年ぶりに復活したが、視聴率は7.1%(ビデオリサーチ調べ=関東地区)と、前週の6.9%と比べて、ほとんど変わらなかった。

年末の笑ってはいけない24時シリーズの視聴率は毎回、民放のトップだ。DVDの売り上げもあるため、これまではレギュラー放送の視聴率が悪くても問題はなかったのかもしれないが、編成担当にも焦りはあるのだろう。

今回の特番がレギュラー放送の視聴率に波及しなければ、レギュラー放送打ち切りの心配も出てくるかもしれない。

「ガキ使特番「スマホなし待ち合わせ」好評もレギュラー放送に懸念」のページです。デイリーニュースオンラインは、ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!浜田雅功松本人志ダウンタウン日本テレビエンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧