ドイツ・ブレーメンのおもちゃ箱、メルヘンなシュノーア地区で絵本の世界に迷い込む (1/4ページ)

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ドイツ・ブレーメンのおもちゃ箱、メルヘンなシュノーア地区で絵本の世界に迷い込む

メルヘン街道の終着点、北ドイツの都市ブレーメン。「ブレーメンの音楽隊」のおかげで、ドイツに行ったことがなくてもブレーメンの名を知る人は多いことでしょう。

カラフルなパステルカラーの建物が多い南ドイツに対し、北欧に近いブレーメンでは重厚なレンガ造りの建物が並んでいて、同じドイツでも地域による街並みの違いを感じるはずです。

どっしりとした力強い印象の建造物が多いブレーメンのなかでも、パステルカラーのメルヘンチックな街並みが楽しめる一画があります。

それが、「ブレーメンの職人街」とも呼ばれるシュノーア地区。旧市街の中心であるマルクト広場にほど近いところにありながら、大通りから一本奥に入ったところにあるので、ここを目指して歩かなければ、なかなかその存在に気付くことはありません。

聖ペトリ大聖堂に近い、トラムやバスの停留所が並ぶ「バルゲブリュック通り」から、小さな通り「ランゲ・ウィーレン」を奥に進んでいくと、レンガ造りの聖ヨハン教会が目に入ります。

このあたりから、シュノーア地区のはじまりです。シュノーア地区は、ブレーメン最古の住宅街。15世紀から19世紀にかけての古い家々が100ほど並んでいます。

「シュノーア」とは、ロープを意味する方言「シュヌーア(Schnur)」のこと。細い通りに住宅がロープのように連なっていることから、この名が付いたといわれています。当初は裕福な人々の居住区でしたが、のちに手工芸職人たちが集まる場となり、現在に至っています。

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