これって「”名”車」?「”迷”車」?幻のマイナー車大集合! (3/5ページ)
開発がバブル期ということもあって、史上もっとも贅沢なつくりといわれている7代目トヨタ・カローラ。安定したセールスを誇り「ベイビーセルシオ」とも呼ばれていました。そんな7代目カローラには名機4A-Gを搭載する「GT」というスポーツグレードが存在していましたが、その上をいくモデルがTRD2000です。当時行われていたJTCC(全日本ツーリングカー選手権)に参戦するカローラを彷彿とさせるもので、ワークスであるTRDがチューンを手掛けていました。乗り心地は実にハードで、カローラにしては尖り過ぎていたキャラクターだったせいか、10台ほどしか販売されなかったといわれています。
■おふざけなのか、本気なのか?スズキ・X-90photo by Rudolf Strickerエスクードで本格ライトクロカンという新ジャンルを築き上げたスズキが、次の一手として放ったクルマがX-90です。1993年の東京モーターショーに参考出品され、翌々年に市販化されました。ベースとなったのは、エスクードのショートボディ。そのため、見た目からは想像もつかないほど本格的な悪路走破性が備わっていました。しかし、問題はそのルックス。2シータークーペ+ライトクロカンという前代未聞のクロスオーバーはスズキの遊び心だったのか真面目につくったのか、いまだに謎な部分が多いです。しかも時代は、バブル崩壊後。RVブームも去っており、国内での販売台数も1,348台と超低空飛行でした。
■後に世界で大活躍、スバル・インプレッサ リトナスバル・インプレッサといえば、知らないクルマ好きはいないでしょう。スバルというブランドをレガシィとともにメジャーなものにした、シンボル的存在です。ただそんなインプレッサにも、マイナー街道をひた走ったモデルがありました。それが、リトナです。日産・ルキノや三菱・ミラージュ アスティといった低価格帯のクーペに対抗すべく生み出されましたが、認知度が低かったせいか販売は低迷。わずか2年足らずで生産を終了します。しかし、モータースポーツの世界ではWRC(世界ラリー選手権)で新たな車両規定「WRカー」が発効。