これが浅草っ子に愛される寿司職人の技術! 完全にミニマルな一粒寿司に感嘆する / すし屋の野八 (1/2ページ)
一粒寿司 プライスレス
日本全国どんなエリアにでも “穴場の店” というのは確実に存在する。東京一の観光地といえる浅草において、それは「すし屋の野八」(東京都台東区雷門1-3-7)であろう。
・浅草っ子御用達の寿司屋
雷門のほど近くにあるものの大通りに面していないためか、比較的静かに本格派の江戸前鮨を味わえる「すし屋の野八」。深夜2時まで営業しており、浅草界隈の同業者や業界人も通うという、地元で愛されている一軒だ。
職人が確かな腕で握る寿司は、シャリとネタのバランスがこの上なく絶妙。「ネタの豊富さは浅草一」を売りにしているだけあって、約40~50種類のネタが並ぶのもうれしい。
・一粒寿司のサービスに驚愕
寿司はもちろんだが、人気の秘密は、店主の技術が冴えわたる一粒寿司にもある。その名のとおり、小さく切ったネタを米一粒にのせた極小サイズの寿司だ。
ネタは赤身、白身、中トロ、ほっき貝、ウニ、タコ、玉子の7種類。