藤井聡太四段の直面する「前例のない」数々の問題 (1/2ページ)
連勝記録は途切れたものの、現在も勝敗が話題になる将棋の藤井聡太四段に、いくつものテレビバラエティー番組から出演オファーが舞い込んでいるという。
「日本将棋連盟に取材の申し込みが殺到していますが、『将棋に集中したい』という本人の意向をくんで断われています。あまりにも人気なので、複数の芸能事務所がマネジメントをしたがっており、その旨のオファーを出したという報道もありますが、本人はそうしたところに興味がなく『僕はまだ修行中ですから』という態度を貫いています」(将棋誌ライター)
藤井四段は7月21日に三枚堂達也四段に敗北し、連勝が止まったあとの“初の敗北”として、メディアに大きく取り上げられた。
「一棋士として終わるのはもったいない。クイズ番組や報道番組にも出して、どんなコメントをするか聞いてみたい」(放送作家)
こんな声もあるが、藤井四段はまだ15歳だ。
「ある雑誌が、対談コーナーで藤井にインタビュアーを任せたいと企画しましたが、やんわりと断られたようです。確かに頭脳明晰で体力もありますが、もう少し将棋の実績を積まないとミーハーなファンは離れるのが早い。まずは将棋で修行すべきでしょう」(同・ライター)
一番大きな問題は「進学」
藤井四段は5歳のとき祖父母宅で将棋に触れ、地元の将棋教室に通い始めた。小学1年生でアマチュア初段になって、日本将棋連盟東海本部の東海研修会に入会し、2012年9月には杉本昌隆七段門下でプロ棋士養成機関の奨励会へ進んだ。そして、2015年3月の詰将棋解答選手権で最年少優勝(当時12歳)。2016年10月に史上最年少の14歳2カ月で四段になったという、数々の記録を塗り替えてきた棋士だ。
前例のないことを次々と成し遂げてきただけに、直面する問題も多いという。
「藤井四段にはバラエティー番組の出演どころじゃない深刻な問題が持ち上がっています。それは高校へ進学するかどうかという問題です」(同・ライター)
高校に通えば、それだけ将棋へ集中する環境が遠のく可能性がある。「高校へ行かずに将棋の道だけを歩めば、タイトルに届くのもそれだけ早い。