全開!「女のいやらしさ」を演じた高畑淳子と仲里依紗に高評価

まいじつ

全開!「女のいやらしさ」を演じた高畑淳子と仲里依紗に高評価

7月27日に放送された連続ドラマ『黒革の手帖』(テレビ朝日系)で、高畑淳子と仲里依紗が演じたシーンと、台詞のすごさが話題となっている。

第2話では、銀座にクラブを構えた主人公の原口元子(武井咲)が、借金を抱える元同僚の山田波子(仲)を自分の店で働かせるシーンから始まる。男を自由に操る術を見つけた波子は、クリニック院長の楢林謙治(奥田瑛二)を手玉にとり、欲しいものをすべて要求。自らも銀座に店舗を構えることになる。その話を聞いた元子は、楢林クリニック看護師長で楢林の愛人の中岡市子(高畑)を利用して復讐しようと考えたが、「信じられない」と言い切る市子に、新しい愛人となった波子が住むマンションの住所を渡した。

そして、ここで話題となったシーンが始まった。

市子は波子に「陰でお局様と言われている師長さん」、「ケチケチおばさん」、「先生はボロ車に飽きて、ピカピカのスポーツカーに乗り換えた」、「自分のしわをのばしたほうがいいのでは」、「(しわは)もう手遅れだと思うけど」と、罵詈雑言を浴びせられ、高笑いされる羽目なった。馬鹿にされた市子は、波子と揉み合う展開になったが、楢林にほほをたたかれてしまう。

女優以外の話題が先行してしまっている高畑と仲

このやりとりを見ていた視聴者がインターネット上にした投稿には、《仲里依紗と高畑淳子のバトルが凄かった》、《迫真の演技》、《女のいやらしさが全面にでていて見応えあった》などと高く評価する意見が多く見られた。

また一方で、楢林が市子に別れを告げるシーンでは、30年尽くしてきたのは、ふたりのためだと切々と語る市子に対して、「お前の代わりはいくらでもいる」、「黙れ」と楢林が言い放つ。さらに市子が「わたしはずっと30年黙ってきたでしょう。時間を返して」と言うと、楢林は「不自由なく暮らさせてやったお礼を言われたいくらいだ。うんざりだ」と吐き捨てた。

これにもネット上では《高畑さんの弱い女に泣ける》、《高畑さんと奥田さんのガチな演技が生々しい》などという投稿が見られた。

もともと演技が高く評価されている仲と高畑だが、共に女優としては正念場にある。高畑は息子の高畑裕太の強姦騒動で仕事を一時期自粛したのは記憶に新しいところ。また、仲は出世作に恵まれず、ネットでは夫の中尾明慶との仲むつまじい様子が話題になる程度になってしまっている。本業の女優業は鳴かず飛ばずで、互いに自身の人気を押し上げるドラマを欲していたところだ

第2話を振り返り、《元子の考えたシナリオは完璧》と評する視聴者がいた。仲と高畑がこれを支えていけば、ドラマも自分たちの演技も評判が高まっていくことだろう。

「全開!「女のいやらしさ」を演じた高畑淳子と仲里依紗に高評価」のページです。デイリーニュースオンラインは、黒革の手帖高畑淳子仲里依紗テレビ朝日ドラマエンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る