【SUBARU×魔法少女×SF】「放課後のプレアデス」って何?SUBARUのプロモーションアニメの魅力に迫る! (6/6ページ)

イキなクルマで

ななこは7年前から母親と弟と別れて生活しており、独りよがりなななこのバックボーンも感じられるチョイスです。

みなと

学校内の不思議な温室にいる少年で、物語のキーパーソンです。穏やかで何処か浮世離れした雰囲気ですが、悩みがちなすばるにアドバイスを送るなど、無意識にすばるの背中を押してくれます。

[caption id="attachment_18395" align="aligncenter" width="600"] photo by 株式会社SUBARU[/caption]

物語の後半には彼もドライブシャフトを使いますが、そのモデルとなった車種はレヴォーグです。レガシィに設定されていたステーションワゴンを引き継いで発売されたクルマで、名前の由来も「レガシィ(大いなる伝承物)・レヴォリューション(変革)・ツーリング」から取られています。すばるとみなとの関係を考えると、このチョイスはとても意味深に見えてきますね。

■『放課後のプレアデス』は"救い、願い、癒し"のアニメ

『放課後のプレアデス』には、「進化論から外れた存在をどう救うか」という重要なテーマが隠されています。これはSF作品において至上命題でもあり、これまでも『スローターハウス5』など、数多くのSF作品で取り上げられてきました。

『放課後のプレアデス』ではこのテーマをどのように決着させたのでしょうか。物語のカギとなるのは、『スローターハウス5』と同様の考えである「癒し・救い・願い」。そして、昨年大ヒットとなった映画『君の名は。』にも通じる「ガール・ミーツ・ボーイ」です。

例えば、『放課後のプレアデス』と『君の名は。』は、少女が少年と出会って物語が始まるSF作品で、両者は似た印象を受けます。世の中には進化から取り残された生物や歴史から抹消された人。災害や戦争やテロや犯罪や病気で死んでいく人など、無意味に負けていく人が存在しています。そういった人々を「救いたい癒したい残したい」。その衝動が『放課後のプレアデス』に込められており、見る人の心に残るのです。

つまり、『放課後のプレアデス』とは個人の深い想いや世界に対する癒しや救いや願いのアニメなのです。

天体にまつわる5人の魔法少女と1人の少年のガール・ミーツ・ボーイの話であり、宇宙を舞台にしたささやかで愛につつまれたやさしさの癒しと救いと願いの物語。そして、進化論から外れた人からそれを忘れない事で絶対的弱者を救うという壮大なテーマ。

『放課後のプレアデス』はそのような巨大な不条理の中にあって、ささやかで小さな抵抗が大いなる奇跡を生んだ、救いや願いや癒しのアニメなのです。

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