ジャニーズはなぜ不倫や淫行騒動と無縁?ジャニー喜多川の決意|平本淳也のジャニーズ社会学 (2/4ページ)

デイリーニュースオンライン

■ジャニーズ事務所はなぜ”不倫”や”淫行”と無縁なのか?

 現在もっともスキャンダルで致命的なのは不倫と淫行ではあるが、とりわけジャニーズはこの2つとは長らく無関係だ。あったとしても表沙汰にはなっていない。ちょっと意味深になるが、とりあえず表沙汰になっていなければ、当事者や関係者たちにはどうでもいい話だ。離婚や再婚にDNA鑑定騒動など、相当のスキャンダルはあるものの、ゲス川谷やらベッキーや矢口真里にSPEED今井絵理子や渡辺謙さんのように不倫や浮気で名を馳せたジャニーズのタレントはいない。

 不倫や浮気はバレなければセーフという可笑しなローカルルールも考え方として存在するので下手なことは言うつもりはないが、人気タレントであれば、バレたら大変というのはもう十分に理解できている。ベッキーのときには数億円という「違約金」が注目を集めたが、CMをはじめ、テレビやラジオに舞台やイベント、映画などなど「既存イメージを損なう」と大きな損害が生じてしまう。

 芸能人にとって、この破壊力は凄まじい。それくらい不倫や淫行は薬物系の犯罪と変わらないくらいのインパクトがあり、やるなら「覚悟」が必要である。犯罪ではないにしろ不倫は法律上「不貞行為」とされる恐れもあり、社会の逸脱行為には変わりなく当然の制裁も下されるが、「不倫は文化」公言した石田純一さんやマスコミを上手く手名付けたジャーナリストの山路徹さんのように逞しいケースもある。いずれにせよ。メディアからしたら面白いネタの鉄板である。

 今でこそ既婚者も増えてきたジャニーズの面々だが、そろそろニュースになるようなネタが持ち上がっても良いころだ。ただし、ジャニーズなので抑えるところはガッチリやっているし、マスコミ防御のランクは業界一といってもいい。ジャニーズの守りは今も昔もやはり優秀だ。

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