【世界のスイーツ】日本人にも密かな人気を誇る、ルーマニアの伝統菓子「パパナシ」を味わう / ルーマニア・ブラショフの「マド・カフェ・レストラン(MADO Cafe Restaurant)」 (1/2ページ)
旅の醍醐味のひとつが、その土地ならではのグルメ。
料理はもちろんのこと、おやつだって欠かせません。旅先でおいしいスイーツを見つけたら幸せな気持ちになれるという人も多いことでしょう。
今回ご紹介するのは、東欧の国・ルーマニアの伝統菓子「パパナシ」です。
パパナシは、いわばルーマニア風ドーナツ。小麦粉やチーズ、卵、レモンピールなどを混ぜてこねた生地を油で揚げ、甘酸っぱいソースをかけたらパパナシの完成。
ルーマニアを旅した日本人のあいだでも人気が高く、「日本でも気軽に食べられたらいいのに」という声も聞かれるほどです。
ルーマニア各地で食べられるパパナシですが、もともとはトランシルヴァニア地方の古都・ブラショフ発祥のお菓子。
トランシルヴァニア地方のパパナシは、生地がフワフワで、たとえば首都のブカレストで食べるのとはまったく別物なのだそうです。
トランシルヴァニア地方を旅するなら、ぜひブラショフで本場のパパナシを食べてみたいものです。
今回お邪魔したのが、ブラショフ旧市街の中心地、スファトゥルイ広場からすぐのレプブリチ通りにある「マド・カフェ・レストラン(MADO Cafe Restaurant)」。
スファトゥルイ広場にはほかにも多くのカフェがあるほか、ルーマニアの伝統料理を出すレストランでもパパナシが食べられます。
「MADO Cafe Restaurant」の店内は、落ち着いたレトロな雰囲気。メインストリートの賑わいを感じられるテラス席もあります。
さて、いよいよお目当てのパパナシの登場です。