天才テリー伊藤対談「谷 隼人」(3)健さんとの仲を疑われたことも (1/2ページ)

アサ芸プラス

天才テリー伊藤対談「谷 隼人」(3)健さんとの仲を疑われたことも

テリー 実際、健さんにお会いすると、そのオーラにやられちゃうところがありますよね。

 まず、たたずまいがいいし、タッパもあってカッコいい。それにファッション誌から車の専門誌まで、本や雑誌をいろいろ読んでいるし、海外の映画のことも何でも詳しいんですよ。世間のイメージとは違って、ふだんは饒舌で、よくしゃべる方ですしね。

テリー そうなんですよね、あれには僕も驚きました。

 演技についても一家言ありましてね、「いいか、演技は顔でするんだから細かく手を動かしたり、小芝居するんじゃねえぞ」とか、よくアドバイスを受けました。スタニスラフスキーの演技論みたいなことも、よく話していましたね。

テリー それは、かなりのインテリですね。

 それに初めてジムに連れていってくれたのも、健さんなんです。「メロドラマでも、俳優は体を鍛えなきゃダメだぞ。ふっと女性を抱えて、颯爽と歩いたら絵になるだろう」「向こう(海外)の俳優は、みんな体も鍛えてるんだ」って。

テリー へぇ~。

 ジムに行くと、必ず健さんの背中を流して、そのあと保湿クリームを塗ってさしあげるんです。そこのお客さんは外人さんが多かったから、たまに「ユー、ホモセクシャル?」って言われたりして(笑)。でも、何と言われようが「俺はこの人が好きなんだから、どうでもいい」って思ってましたけどね。

テリー 健さんと一緒だと、なかなか自由には出歩けないでしょう。

 そりゃあ大変でしたよ。どこか喫茶店に入るにしても、その辺りの店にポッと入ったりしないですから。きれいな女の人がやってる喫茶店が好きなんですよ。俺らは常に、そういう店をリサーチしてましたけど。

「天才テリー伊藤対談「谷 隼人」(3)健さんとの仲を疑われたことも」のページです。デイリーニュースオンラインは、谷隼人週刊アサヒ芸能 2017年 8/3号高倉健テリー伊藤エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧