頑張らないが当たり前!? ドイツ人から学ぶ「上手に手を抜いて生きる」方法 (2/3ページ)
もともと、女性が家事をすることが当たり前となっていない国ではありますが、それでも最初にハードルを下げることで、奥様は旦那さんに無駄な期待をさせない工夫をしているそうです。
仕事が嫌だったら即“転職”
ドイツ人たちの頑張らない姿は、仕事の面でも見られます。
彼女たちは「この仕事は私に向いていない」と判断したら、すぐに転職をしてしまうんです。仕事が合わないと思う理由は、自分の能力に対して正当なお給料をもらっていないと感じたり、そもそも仕事が楽しくないと感じること。「この場所ではもうやり切ったな」と、新たな目標が見い出せなくなった場合でも、それをきっかけに転職をします。
でも、そんなに転職ばかりして大変なのではないでしょうか。また一から仕事を探すなんて、なんだか気が引けます。しかし彼女たちの言い分は「人生の半分くらいの時間は仕事が占めるのだから、仕事が充実してなければ人生も楽しくないでしょ?」とのこと。
むむ、まさにごもっとも。今の仕事やポジションに無理して頑張ってしがみつくよりも、さっさと離れ、自分が輝ける場所を探すんですね。
全部受け入れちゃったほうが楽!
そしてドイツ人の凄いなと思うところは、多くの場面で人に完璧を求めていないところです。日本だとスーパーやレストランで店員さんの態度が悪いと感じると、なんだか不快な気持ちになってしまいますよね。それは日本にいる店員さんのほとんどが親切で、それに慣れてしまっているからかもしれません。