【先輩しくじり体験談】受験に必要な科目を履修し忘れた! 希望の学部・学科に進学できなかったときの考え方【学生記者】 (2/2ページ)

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■しくじってしまったのはなぜ? 今振り返ってわかった原因

このような初歩的なミスは、やはり大学受験時の情報収集が遅れたことに原因があります。早い段階で行きたい大学が決まっていたにも関わらず、具体的な受験情報を調べず、必要な科目や資格などを確認できていなかったのです。「大学受験について考えるのは高校3年から」という人もよくいますが、私は教科を選択するタイミングが2年次の終了間際だったため、このようなミスをしてしまいました。大学受験に向けた情報収集は、なるべく早く行っておくべきだったと今でも思っています。

■ここだけは伝えたい! 失敗から学んだ教訓

この失敗ですが、実は今はあまり引きずっていません。というのも、もともとは受験で希望の大学を受けようと思っていたのですが、その大学に行けないことがわかり勉強する気をなくしてしまった結果、内申を利用したAO入試、つまり自己推薦で今の法政大学を受験しようと考えるようになりました。実際にそれで合格することができ、その結果他の人達より早く受験が終わることに。空いた時間でバイトや趣味など、さまざまなことにチャレンジすることができました。

そのおかげか、今では行きたい大学にいけなかったことをあまり引きずっておらず、むしろ新しい挑戦への機会を手に入れたと前向きに捉えています。ですから、行きたい大学にいけなかったとしても、それはベクトルの違う挑戦へのチャンスを手に入れたと考えることが大事だと思っています。

■まとめ

ここまで行きたい大学に行けなかったときのことについてお話してきましたが、いかがでしたか? 先ほどお話ししたとおり、行きたい大学に行けなかったからといって、引きずることはありません。それはまた別の可能性へのチャレンジでもありますし、なによりせっかくの大学生活を、昔のことを引きずって無駄にするのはもったいないことです。もし今でも行きたい大学にいけなかったことを悔やんでいる人がいて、この記事を読んでいてくれていたとしたら、この記事がなにか気づきの手がかりになれたらいいな、と祈っています。

文・吉河卓人

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