暴行事件の山口俊が解雇に備え「台湾野球界への道」模索か (1/2ページ)

まいじつ

(C)Shutterstock
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問題を起こして謹慎している読売ジャイアンツ所属の山口俊投手に退団の可能性が出てきた。

山口は7月11日未明に、飲食店で暴れて右手甲を怪我し、その際に訪れた病院の警備員に暴行をし、全治2週間の怪我を負わせたうえ、病院のドアを壊した疑いが持たれている。

「山口には病院と警備員から器物損壊と傷害の被害届が出されました。警備員は胸や腰を打撲していて、巨人のフロントも管理責任を厳しく問われています」(スポーツ紙記者)

事件が起きた11日は、山口の30歳の誕生日で、同日は試合前練習に参加し、普段と変わらず練習メニューをこなしていた。このときチームは球団ワースト記録更新の13連敗から抜け出し、オールスター戦前の前半戦最後の9連戦を7勝2敗で乗り切ってチーム状態が上向いたころだった。その最中のトラブル発覚だっただけに「タイミングが悪過ぎた」という声もある。

老川祥一球団オーナーは「ああいうトラブルを起こされて、球団としては大変困ったなと思っている。とにかく捜査、警察の方におまかせしている状態」とコメントした。また、処分については「事件としてどういう処理になるか。ここらへんもよく見ないと。本人も非を認めているようなので、球団としてもある程度の判断は付けざるを得ない。現状、試合に出てもらえるような状態じゃない」と話している。

巨人も「これ以上面倒を見ていられない」

「起訴されれば、自主退団するように促されるでしょう。そもそも山口は巨人に移籍してきて1年目で、チームには特に仲がいい選手もおらず、浮いた存在になっています。FAで獲得したにもかかわらず、チーム合流直後の春季キャンプから怪我で出遅れるなど、ここまで活躍できていたというわけでもないため、巨人としては『これ以上は面倒を見ていられない』というのが本音でしょう」(同・記者)

山口は1月中に右肩の違和感を訴え、6月14日の福岡ソフトバンクホークス戦が移籍後初登板だった。

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