トップリーグは「全部出たい」。クボタ立川理道、試験的ルールに対応誓う。 (2/2ページ)

ラグビーリパブリック

 インサイドCTBながらジャッカルを得意とする身長180センチ、体重95キロの立川は、今回の変更をどう捉えているのだろうか。

 そう問われると、自らのスタイルは変えないまでも、ボールを奪いにかかるかどうかの判断力に磨きをかけたいと答えた。

「ラックのなかでのファイトは(全体的に)減っていくのかなという印象はあります。僕らとしても、そういうところでの規律をしっかりと意識したい。特に開幕戦はレフリーも厳しく見ると思うので、気をつけながらプレーしていきたい。無理することなく、いけると思った判断の上で(ジャッカルを)やってきたい」

 注目の初戦では、東京・秩父宮ラグビー場でパナソニックとぶつかる。一昨季まで3連覇を果たした強豪が相手だ。

 日本代表では2013年にウェールズ代表、2015年に南アフリカ代表と格上を撃破した際にキーマンだった立川は、「ラックでファイトするのが好きな選手は、向こうの方が多い印象。その意味では、(今回のルールは)僕らにとってはよかった。しっかりと規律を守る。大差で勝つことはないと思うので、接戦を勝てるようにしたい」。いまの自分たちにとっての最善策を実行すべく、正しく準備する。

(文:向 風見也)
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