ビートたけしの金言集「“いかにデカいか、どれくらい小さいか”」 (1/2ページ)
「ジャイアント馬場さんはすごいぞ。うつ伏せになって翼に手入れて飛行機乗るんだから」
「俺が飛行機乗った時、馬場さんが前に座ってたんだけどよ。馬場さんがシート倒したら、馬場さんの頭が俺のひざの上に乗っちゃったんだから」
「馬場さんが昔巨人でピッチャーやってた時、投げたら手でバックネットをなぎ倒したんだから」
「白木みのるさんはすごいぞ。ゴルフのカップに落ちたことあんだから」
「白木さんはすごいぞ。ゴルフ場で、ティーグラウンドのティーに腰かけて待ってたんだから」
「白木さんはすごいぞ。猫がくわえて持ってっちゃったことあったんだから」
殿は、こういった“いかにデカいか、どれくらい小さいか”といった“大小ネタ”が大好きです。
出会った人が、少しばかりデカかったり、小さかったりすると、もう黙ってられません。
以前、殿によく連れて行っていただいた、お寿司屋さんの大将も、なかなかミニマムな方だったのですが、
「大将はすごいぞ。休憩時間は靴の中で仮眠とるんだから」
「さばいてたマグロの口の中に落っこっちゃって、迷子になって出られなくなったことあったんだから」
等々、お店に訪れるたびに、得意の“ミニマムネタ”を、炸裂させていました。
本当に殿は、見た目一発でわかる、人の大きい小さいが大好きです。
で、映画監督「世界のキタノ」として、ベネチアやカンヌなど、歴史ある海外映画祭の正式コンペに、作品を発表するたび選ばれ参加している殿は、海外に行った際の土産話も、遭遇する有名監督や人気スターの“誰がデカくて、誰が小さかったか”といった話をよくします。そんな、数ある“海外セレブ版大小ネタ”の中でも、特に印象的だった話を一つ──。
今から10年程前、カンヌ映画祭60周年記念として、各国の映画監督が3分のショートムービーを発表する、「それぞれのシネマ」といった、スペシャルな企画が開催されたのです。