俳優・三ツ木清隆「“昭和”の魅力は、アナログだったこと」 (2/2ページ)

日刊大衆

コンピューター上の作業は大変なんでしょうけど、汗をかいたり、ドロドロになりながら作り上げたっていう、手作り感が見えるのが、たまらないんですよね。『三ツ木清隆の昭和へタイムスリップ』という番組をやらせてもらうようになって、まだ日本に残る昭和を見つけにいくお仕事をさせて頂いているんですが、やっぱり昭和はいいですね。ロケに行くと、懐かしいものが次から次に出てきて、楽しくてしょうがないですよ(笑)。『甦る昭和のテレビヒーロー』という番組枠では、『光速エスパー』や『白獅子仮面』も放送して頂いたんです。

 あの頃を思いだすと、必死に走らされていましたね。途中、辛くて走るのをやめちゃおうかと思ったこともあったんですが、事務所にも入っていたし、自分の意志だけでは人生を動かせなかった。

 それでも、芸能という道を走り続けて、ここまでよくこられたなと思います。マラソンだったのが、段々、ジョキング、ウォーキングになってきましたけどね(笑)。最近になって気がついたんです。この世界で走り続ける、いや、歩き続けることがものすごい意義深いことなんじゃないかなと。昔は青春スターっていうのが、いっぱいいた。けど、50年も経てば、現役でやっている人はもう何人もいない。そう考えると、続けるってことが僕の使命なのかなと。

 なので、50年をひとつの通過点として、どこまで行けるか、倒れるまでやってやろうじゃないか。それが、大きな目標ですね。

三ツ木清隆 みつぎ・きよたか
1953年5月30日、千葉県生まれ。14歳の時に、『光速エスパー』のオーディションに合格し、主役に抜擢され、俳優デビュー。その後も、『白獅子仮面』で主演を務めるなど数々の映画、ドラマ、舞台に出演。17歳の時、歌手としてもデビューし、現在も、遠藤実作詞・作曲の「季節の中で」をリリースするなどコンサートも行っている。その他、旅番組でリポーターを務めるなどマルチな才能を発揮するなど、第一線で活躍。

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