「米朝」戦争と「奇襲解散」選挙にまつわるエトセトラ|やまもといちろうコラム (3/3ページ)

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 本当の危機に陥るようであれば、安保法制や憲法改正と言ったある種のタカ派的アプローチを実行に移す非常に重要な転機になるのは間違いありません。有事の頃合いを見越して解散総選挙に打って出るとするならば、やはり早期解散論で取り沙汰される9月22日解散10月22日投開票という筋道が見えてくるのかもしれません。それが日本人にとって本当に良い選択なのかは分かりませんが、安倍政権は土俵際まで追い詰められてこそ良い相撲の取れる、地力と幸運に満ちた政権のようにも見えます。本当に何か困ったことがあると、何の巡り合わせか政権の能力や実力とは違ったところから追い風が来たり、どうにかなったりするというのは理由は特にないと思いますが、さて今回はどうでしょうか。

 今回、やはり鍵は公明党が握っているように見えます。結果論ですが、安倍政権がウザいけど付き合わざるを得ないと思っている公明党の慎重さ、聡明さが、結局は自民党の致命的な失敗に陥るのを回避させ、最後の最後で転覆しないで沈み切らずに切り返しを効かせるというヨットのアンカーみたいな役割を果たしているとも言えます。そこへ、民進党に見切りをつけた一部の連合や、前野誠司さん一派が合流して大翼賛体制的な大連立でも組めるようになれば、真の意味で安倍晋三さん(62)は歴史に名前を残す偉大な宰相になってしまうのかもしれません。それが、たとえ安倍さんの能力や実力によるものではなく、幸運に過ぎなかったとしても、それによって助かるのが日本人であれば良いわけなのですが、さてどうなるでしょうか。

著者プロフィール

やまもといちろうのジャーナル放談

ブロガー/個人投資家

やまもといちろう

慶應義塾大学卒業。会社経営の傍ら、作家、ブロガーとしても活躍。著書に『ネット右翼の矛盾 憂国が招く「亡国」』(宝島社新書)など多数

公式サイト/やまもといちろうBLOG(ブログ)

やまもと氏がホストを務めるオンラインサロン/デイリーニュースオンライン presents 世の中のミカタ総研

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