清原、松井、松中…プロ野球「最強の4番打者」は誰だ!? (2/4ページ)
OBからは名前が挙がらなかったものの、記者やファンからの票が多く集まった。
「4番は、やっぱり打ってナンボ。落合の打撃は誰も真似できない」(スポーツ紙記者=40代)
「流し打ちの技術が半端じゃなかった。それも、アウトコースを右に打つのでなく、真ん中からインコースの球を右に打っていた。真の天才」(スポーツ紙記者=50代)
チームを勝たせた4番か、記録を残した4番か。議論が分かれるところだ。そのどちらも達成したのが、松井秀喜(元巨人など)だろう。巨人時代には優勝4回、うち日本一3回。本塁打王にも3度輝いている。
「日本では10年間で332本塁打を放ちましたが、高卒から10シーズンでの本塁打数は、王さんに次ぐ歴代2位なんです。もしメジャーに行かなかったら、800本近く打っていたかもしれませんね」(スポーツ紙記者=40代)
松井は03年に渡米。超名門ニューヨーク・ヤンキースに入団した。
「あのヤンキースで4番を打ったのはどえらいこと。メジャーで31本(04年)打ったのも誇れることですが、ワールドシリーズでMVPを獲得(09年)する日本人選手なんて今後、現れないかもしれませんよ」(スポーツ紙記者=30代)
勝負強さは、4番にとって最も大切なものといえよう。その点で、「クライマックスシリーズで負けて、試合後に号泣したりと、勝負弱い印象が強いですが、松坂大輔から1試合3ホーマーを打つなど、ここ一番の“何かやってくれそう”な期待感は相当なものだった」と40代のパ・リーグ担当記者が話すのは、ソフトバンクの4番として04年に三冠王にもなった松中信彦だ。
同時期に、ロッテの正捕手として幾度となく対戦した里崎智也氏は、この松中を推している。
「全盛期の松中さんにはインコースのストライクゾーンなんて怖くて、サインを出せなかったくらいです。アウトコースに逃げるのが精いっぱいなほどでした。松中さん以降、三冠王が出ていないことからみても、彼がどれだけ凄かったかが分かると思います」
ここまで日本人の4番を見てきたが、パワーがある外国人選手が4番に座ることも当然多い。