これぞおとぎの世界!ルーマニアで最も美しい、シナイアのペレシュ城を訪ねて (2/4ページ)

GOTRIP!

城内へと続く中庭では、建物にさらなる立体感を生み出す美しい壁画にも注目。

160もの部屋があるという城内は現在博物館として公開されていて、豪華な部屋の数々に、カロル1世が蒐集した美術品や工芸品、武器などが展示されています。

なかでも、その壮麗さに圧倒されるのが、城内に入ってすぐの階段をのぼったところにある「名誉のホール」。まさにペレシュ城の顔ともいえるメインホールで、クルミの木をふんだんに使った重厚な空間に、思わず息を呑みます。

天井のステンドグラスから注ぎ込むあたたかな自然光が、無数の彫刻を照らし出します。

その精巧さは気が遠くなるほど。彫刻に覆われた木製のらせん階段は、ドイツ・ブレーメンの市庁舎にあるらせん階段に着想を得て設計されたといいます。

「名誉のホール」をぐるりと取り囲むようにして豪華な部屋の数々が配置されており、なかにはイタリアやスペイン、トルコといったさまざまな国の様式を取り入れた部屋もあります。

「これぞおとぎの世界!ルーマニアで最も美しい、シナイアのペレシュ城を訪ねて」のページです。デイリーニュースオンラインは、ペレシュ城シナイア東欧ヨーロッパの城ルーマニアカルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る