軽オープンカーの愉しさを知ろう!ホンダ・S660とダイハツ・コペンを乗り比べてみた (2/4ページ)

イキなクルマで

対するコペンは、3種のエクステリアを選択できるという面白さがあります。特徴的な丸型ランプを受け継いだ「Cero」、スポーツカーとしての躍動感や流麗さにこだわった「Robe」、タフ&アグレッシブを目指した新しいデザインの「XPLAY」という、個性の際立つ3つのスタイルから、自分に合ったものを選択できます。また、RobeとCeroは組み合わせることも可能で(フロントはRobe、リアはCeroのように)、非常に豊かなエクステリアの楽しみ方ができるのが現行コペンの魅力です。

両者ともにオープンカーですが、その利便性という観点から比較してみましょう。

コペンはルーフロックを解除し、開閉スイッチを押し続けることで、約20秒で電動にてルーフをオープンにすることができます。車内にいながら簡単にオープンクローズが可能な点は便利だといえます。

S660はミッドシップエンジンであるため、電動でリアのトランクスペースにルーフを仕舞うことはできません。そのため、手動で取り外し、フロントに収納する必要があります。多少手間はかかるものの、ルーフ自体は小さくて重量もそこまで重くないので、一人でもストレスなく着脱が可能です。

■③走行性能の比較

エンジンの性能はどちらも660ccターボの64馬力であり、トルクでは若干S660が勝りますが、この2台の差はそれよりも、MRかFFかという点に大きく左右されてくるでしょう。S660はMRであり、低重心、低慣性により高い旋回性能を実現している一方で、FFであるコペンは、誰でも安全に走行を楽しめるという利点があります。また、コペンは5速MT車のオプションとしてLSDを装着することが可能であり、コーナリングからのスムーズな立ち上がりを実現することができます。

全体的な走行性能としては、やはりS660の方が性能はスポーツ走行向けに高くなっています。軽自動車として初となる1~5速クロスレシオの6速ミッションにより、加速性能と高速順行性能を両立。走りが好きな方も納得の走行能力を実現しています。

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