皇室にも相続税!? 意外に知らない「天皇家」 (2/5ページ)

日刊大衆

愛車は1991年式のホンダ「インテグラ」で、色はグレー。昨年1月には免許の更新に伴う高齢者講習も受けた。「ハンドルを握るのは主に週末で、皇后様を助手席に乗せてテニスコートなどに向かわれます」(同)

 では、そんな天皇の退位と、新天皇の即位はどのように行われるのか。現行法では生前退位は認められていないため、特例法を成立させて、実現することとなっている。直近の事例となると、約200年前にさかのぼらなければならない歴史的出来事なのだ。

 元宮内庁職員で『いま知っておきたい天皇と皇室』(河出書房新社)の著書がある皇室ジャーナリストの山下晋司氏は、こう言う。「天皇の生前退位は、明治以降の近代皇室では前例がないため、予測しづらいところがありますが、なんらかの形で退位の儀式は行われるでしょう」

 昭和天皇が崩御した際には、「三種の神器」のうち、「剣」と「璽」(勾玉)などを受け継ぐ「剣璽等承継の儀」をもって、今上陛下の即位とされていた。『知られざる皇室』(河出書房新社)などの著者で皇室ジャーナリストの久能靖氏は、「ところが、今回は特例法により、政令で定められた日の午前0時をもって皇太子殿下が新天皇として即位されます。そこが、これまでと大きく違います」

 先に述べた三種の神器は歴代の天皇に継承されてきた非常に大切なもの。もちろん、庶民が欲した〈白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫〉ではなく、日本神話で天照や大神が授けたとされる〈八咫鏡(やたのかがみ)・草薙剣(くさなぎのつるぎ)・八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)〉だ。実はこのうち、鏡だけが宮中三殿の賢所に安置され、剣と勾玉は天皇のお住まいである御所の「剣璽の間」に安置されている。

「両陛下が伊勢神宮の式年遷宮で2014年に参拝された際、侍従が黒い箱の中に入った剣璽を携えて随行しましたが、鏡はご動座されませんでした。鏡は三種の神器でも別格なんです」(前同)

 神器のうち八咫鏡の実物は三重県・伊勢神宮の内宮に、草薙剣の実物は愛知県・熱田神宮にあり、皇居の物はレプリカとされるが、「複製品ではありません。

「皇室にも相続税!? 意外に知らない「天皇家」」のページです。デイリーニュースオンラインは、社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る