皇室にも相続税!? 意外に知らない「天皇家」 (3/5ページ)

日刊大衆

鏡には天照大神の魂が宿っていますから、単なるものではなく『形代』という言い方が正しいんです」(前出の山下氏)

 これほど重要な扱いとなっている三種の神器は、天皇ですら実際に、その目で見ることが許されていないという。そのため、大きさや形も分かっていない。

 さて、退位後に上皇になる天皇陛下だが、御所を皇太子殿下ご一家に譲り、どこに住むことになるのか。「ご退位後、皇居内の御所を出られて、まずは赤坂東邸(赤坂御用地内)に移られるのではないでしょうか。そして、新天皇ご一家が御所に移られた後、もともとお住まいだった東宮御所(現在の皇太子殿下の住居)に移られるのではないでしょうか」(前同)

 天皇退位後、秋篠宮の敬称が「皇嗣殿下(こうしでんか)」となり、皇嗣殿下は事実上、皇太子として扱われるのだが、そこで問題が生じる。皇室の予算には「内廷費」と「皇族費」があり、内廷費は、天皇、皇后や皇太子一家(独立した宮家を持たない内廷皇族)のための生活費。現在、内廷費には年間3億2400万円が充てられており、譲位後の天皇、皇后両陛下の生活費も、ここから出される見通しだ。

 しかし、皇太子でない皇嗣殿下は内廷費の対象外となる。とはいえ、今後は実質的に皇太子としての公務をこなさねばならず、秋篠宮殿下の皇族費3050万円だけで賄うには限度がある。そのため、「秋篠宮殿下への皇族費が3倍に増額されることになりました」(同)

 この他、退位に伴う問題の一つに税金がある。天皇家も一般家庭と同じく、貯金や株式投資で財産管理をしている。もちろん、利息や配当金には所得税がかかる。問題は、皇太子殿下が即位後に天皇から財産を引き継いだ場合、相続税や贈与税がかかること。昭和天皇が崩御された当時の財産は、約19億円だったが、今上天皇は約4億円の相続税を納めたという。

 他方、譲位に伴う「元号」の問題は、日本社会全般に与える影響が大きい。明治以降、天皇一代につき、一つの元号と定められたため、天皇陛下の退位は元号変更を意味するのだ。「明治天皇がくじ引きで決めた『明治』も含め、645年の『大化』から『昭和』までの元号は、すべて天皇が決めてきました。しかし、1979年に元号法が成立したことにより、それ以降の元号の決定者は内閣。

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