【高校野球】ドラフト先取り。中村奨成(広陵)、清水達也(花咲徳栄)にオススメしたい球団はココだ! (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

中村奨成(広陵)、清水達也(花咲徳栄)にオススメしたい球団はココだ!
中村奨成(広陵)、清水達也(花咲徳栄)にオススメしたい球団はココだ!

 高校野球も大団円を迎え、球界は秋を迎える。

 今秋のドラフトでの行方が気になるあの選手たちはどこの球団がオススメか? 独断と偏見で選んでみたい。

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■中村奨成(広陵/捕手)

 先週も中村奨成を紹介したが、その時点での本塁打数は3本。まさか1大会6本塁打を放ち、甲子園記録を塗り替えるとは正直思っていなかった。甲子園のスターから甲子園のレジェンドに成長を遂げたからには再検討が必要だろう。

 まず修正したいのは守備能力。大会を通じて「爆肩」をコンスタントに披露し、送球のたびに甲子園が沸いた。三振に斬ったあとのボール回しを見ても完全にプロ級。「打てる捕手」として育てていく球団を現実的にサーチしたい。

 甲子園のレジェンドに食いつきそうなのはヤクルトやロッテ。しかし、両球団ともに高卒捕手を獲得している余裕はない。あるとすれば、新監督の鶴の一声で「変革の目玉」にするパターンだ。

 残念ながら厳しいと感じるのは巨人。先週は「小林誠司との広陵・先輩後輩対決もいいかも」と書いたが、それでは広陵サイドがいい顔をしないだろう。巨人はそのあたりのバランス感覚に優れている印象がある。

 地元・広島もハテナマークだ。カープには「広島出身の県内高卒選手は獲得しない」という不文律があると言われており、2003年に広陵からドラフト1位で入団した白濱裕太も出身は大阪だった。広陵はお膝元だが、カープが思い切って舵を切るのかにも注目したい。

 高卒捕手を指名する余裕という点ではやはりソフトバンクだ。近年は高校生中心の指名を進めており、今年はドラフト候補の投手の多くが進学を表明。昨年、九鬼隆平を獲得しているが、求め続ける「ポスト城島」を逃す手はないだろう。

 「その年のナンバーワン選手」を1位指名する方針の日本ハム、高卒スターに目がない楽天も動きそうな予感。

 出場機会の面では、我慢上手の栗山英樹監督とドラスティックな世代交代が噛み合った日本ハムがよさそうだ。

 どこが指名してもおかしくないが、清宮幸太郎(早稲田実)がプロ志望届を出すか否かで情勢は大きく変わるだろう。

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