【世界の市場】日本人が知らないヨーロッパ、首都プリシュティナのマーケットに見るコソボのいま (2/4ページ)
マーケットの営業時間は店によって異なりますが、おおむね9時から16時ごろです。
屋外のマーケットではおもに野菜と果物が売られています。両側に露店が並ぶ道路を、歩行者だけでなく品物を乗せた台車や車までが行き来し、混沌とした光景が広がっています。
野菜や果物のコーナーを見て気付くのは、コソボの物価の安さ。コソボはEUには加盟していないものの、通貨としてユーロが使用されています。
生鮮食品は基本的に1キロ単位で価格が表示されていて、ピーマンは1キロ50セント、巨大なかぼちゃはひとつ1ユーロです。
喫煙大国だけあって、隙間なくぎっしりと並べられたタバコの露店も目立ちます。
面白いのが、車の荷台をそのまま商品の陳列台として使っていること。斬新であると同時に合理的な陳列法ですね。