冒険気分で行きたい! 東京の離島まとめ 基本情報&行き方は?

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大島

夏になると、南国の島に行ってみたくなるという人もいらっしゃるのではないでしょうか。南国の島というと沖縄やハワイ、グアム、サイパンなどを思い浮かべますが、東京の離島でも南国気分を十分味わえます。今回は東京の離島の観光情報などをご紹介します。

■意外と近い? 東京の離島に行ってみよう!

●大島

伊豆諸島最大の島で、伊豆半島から約25kmほどに位置します。伊豆諸島とはいいますが、行政的には東京都に属しています。海底からそびえる伊豆大島火山の陸上部分であり、火口のある三原山も噴火活動をしていました。最後の噴火は1990年で、それ以降は沈静化しています。

大きい島だけに観光スポットも海、山、温泉と充実しています。自然に触れ合うのに適した島の一つだと言えるでしょう。弘法浜、日の出浜、トウシキといった海水浴場、三原山の火口展望台、火山博物館などがおすすめです。

・東京から大島へのアクセス
船(高速ジェット船)
竹芝桟橋-大島……7,990円/1時間45分
飛行機
調布-大島……1万1,800円/25分

●新島・式根島

東京からは約160kmの位置にあります。海水浴やサーフィンといった、海のレジャーに力を入れた観光業が盛んです。

美しい白砂のビーチを誇る新島と、複雑なリアス式海岸が象徴的な式根島では趣きが異なりますが、どちらもエメラルドグリーンの美しい海を満喫することができます。また、島のあちこちにモヤイ像があります。モヤイ像といえば渋谷の待ち合わせスポットとして有名ですが、実はこれは新島村から寄贈されたものです。

・東京から新島へのアクセス
船(高速ジェット船)
竹芝桟橋-新島……1万250円/2時間40分
飛行機
調布-新島……1万4,100円/40分

・東京から式根島へのアクセス
舩(高速ジェット船)
竹芝桟橋-式根島……1万250円/2時間40分

●神津島

伊豆諸島に属する有人島では最も西に位置する、ひょうたん形の島です。天上山を中心とする北部と、秩父山のある南部に分けられます。神津島という名前は、伊豆の島々を作るため、神々を集めて話し合いが行われたのがこの島だったことに由来します。

レジャーとしては、海水浴、ダイビング、サーフィンといったマリンスポーツ、釣り、温泉などが楽しめます。また、島を自然のプラネタリウムに見立てて、島民の星空ガイドが案内してくれるという独自のサービスもあります。都心部では見られない満天の星を眺めるというのもステキですね。

・東京から神津島へのアクセス
船(高速ジェット船)
竹芝桟橋-神津島……1万910円/3時間5分
飛行機
調布-神津島……1万5,300円/45分

●三宅島

東京からは約180kmの位置にある、山手線の内側とほぼ同じ大きさの島です。約20年周期で噴火を繰り返している活火山で、最近では2000年に噴火して話題になりました。海水浴、ダイビングといったマリンスポーツのほか、トレッキング、ボルダリングなど陸上でのスポーツを楽しむこともできる島です。

また、三宅島には黒潮が直接当たっていることもあり、海産物の宝庫です。釣りやダイビングのスポットとしても人気があります。漁船で隣の御蔵島の海まで移動すると、かなりの高確率でイルカと遭遇し、一緒に泳ぐこともできます。

・東京から三宅島へのアクセス
船(大型客船)
竹芝桟橋-三宅島……8,020円(2等)/6時間30分
飛行機
調布-三宅島……1万7,200円/50分

●八丈島

東京からは約287kmの地点、伊豆諸島の南端にある島です。東京都心部から離れていることもあり、南国ムードがあふれています。西山(別名:八丈富士)、東山(別名:三原山)と、二つの山が並んでいるのが特徴です。

八丈島の観光スポットは5つのエリアに分けられています。それぞれに特徴があるのですが、海水浴に関してはどのエリアでも楽しめます。樫立、中之郷、末吉には温泉もあり、のんびりと日ごろの疲れを癒やすこともできます。

・東京から八丈島へのアクセス
船(大型客船)
竹芝桟橋-八丈島……1万60円(2等)/10時間20分
飛行機
羽田空港-八丈島……2万3,590円(8月時点での当月利用の料金)/55分

●父島

東京からは南へ約1,000kmに位置する島で、小笠原諸島に属しています。古代より大陸と陸続きになったことがない海洋島で、この島でしか見られない固有種が数多く存在します。太平洋戦争のころには要塞(ようさい)として利用されており、今でもかつての軍事施設や砲台の跡などが残っています。

小笠原諸島の主島ということで、民宿以外にホテル、ペンションもあり、宿泊施設もそろっています。レジャーはやはりマリンスポーツが充実しています。イルカだけではなく、クジラを見ることもできます。また、島に残された戦跡を巡るというのも父島ならではの観光といえるでしょう。

・東京から父島へのアクセス
船(大型客船)
竹芝桟橋-父島……2万5,820円(2等和室)/24時間

※この記事では、東京から最短で行ける便、最低価格の席を選んでご紹介しています。

東京湾は汚れているというイメージがあるかもしれませんが、離島に行けば美しい青い海が広がっています。1時間足らずで行ける島でも南国気分を味わえるというのはうれしいですね。マリンスポーツや温泉好きな人は一度訪れてみてはいかがでしょうか。

(藤野晶dcp)

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