フェラーリ新型ポルトフィーノが9月に発表!フェラーリってどんなクルマ? (3/3ページ)

イキなクルマで

フロントフェイスには大きく口を開けたエアダクトを備え、そこから抜けるエアの出口が、フロントタイヤのすぐ後ろからキャラクターラインを形成。ワイド&ロー、ロングノーズショートデッキを採用し、古典的なFRオープンスポーツの教科書に則りつつ、フェラーリらしいアグレッシブなエクステリアを作り挙げています。

■フェラーリ・ポルトフィーノのインテリア

ダッシュボードの中央には10.2インチのインフォメント・スクリーンを配置。乗り降りを考慮し下部を切り取ったようなステアリングやスイッチ類は、フェラーリらしいレーシングカーのようなデザインを踏襲しています。オープン時の風切り音を低減し、走行時に流入してくるエアフローを30%も低減させるウィンドウディフレクターを装備。ルーフの開閉に関わらず、快適性を向上させるよう配置されたエアコンシステムも備えています。新たに採用された電動シートの恩恵によりリアの足元のスペースを増加、後席の居住性を向上させています。シャシー自体も新設計となる「フェラーリ・ポルトフィーノ」、軽量化を実現しつつ、ねじれ剛性もアップさせています。

■フェラーリ・ポルトフィーノのスペック

エンジンは3,855cc直噴V型8気筒ターボエンジンを採用。先代フェラーリ・カリフォルニアTとベースを共有しつつコンロッドやピストンからソフトウェアまで様々な改良を実施。結果最大出力で40ps、トルクで0.5kgf・mの向上を果たし、最大出力600ps 7,500rpm、最大トルク77.5kgf・m 3,000~5,250rpmという大パワーを獲得しました。前述した、新設計のシャシーによる軽量化もあり、0~100km/h加速はわずか3.5秒、フェラーリ・カリフォルニアTより0.1秒タイムを短縮しています。最高時速は320km/h以上。前後重量配分は46:54を実現。欧州複合モード燃費は9,5km/Lを実現しCO2の排出量も削減、環境性能にも配慮されています。

■フェラーリ・ポルトフィーノは用途を選ばない高性能GTスポーツ

フェラーリ・ポルトフィーノはディーノから続く「ピッコロ・フェラーリ」の系譜の1台であり、フェラーリのエントリーモデルです。しかしながら、その性能は0~100km3.5秒を誇り、快適性・利便性まで兼ね備えている高性能GTスポーツ。通常の自動車メーカーのエントリーモデルとはまるでかけ離れた車です。燃費を考えれば旅行にも通勤にも使えそうなこのモデル、フェラーリのさらなる顧客獲得を担う、意欲作といるでしょう。

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