「政務活動費」のネコババ実態を全国ローラー告発する(3)領収書だけでは見抜けない (2/2ページ)
〈「仕事」と「遊び」の境界線がない男が勝ち残る!〉
同書にはこんなあおり文句が記されていたが、「勉強」のかいもなく、15年に行われた統一地方選挙で落選。地方議員として勝ち残ることはできなかった。
悪質なケースになると、大々的につるし上げられる政活費の不正受給問題。だが、朝倉氏は、意外な抜け穴を指摘する。
「神戸の橋本氏だって今井議員との疑惑報道が出ていなければ、政活費のニュースは話題にならなかったはず。政活費の“悪用”は昔からの常套手段で、よくあるケースは政活費で切手を大量に買って、領収書をもらったら金券ショップに売って現金化する。詐欺行為できわめて悪質ですが、先輩議員から新人はこうしたやり方を教えられるんです。そうした“伝統”が引き継がれるかぎり、政活費の不正はなくならないでしょう」
税金を湯水のごとく浪費するネコババ地方議員に、自浄作用はなさそうだ。