大学1、2年生のキャリア観は? 普段、就活や仕事について話題にしている人は56.8%

学生の窓口

 友達と就活の話をしている大学1、2年生は56.8%

大学生になると就活のことは気になるものの、1、2年生のうちはそれほど実感がない……というのが本音ではないでしょうか。3、4年生になると進路や就活について友達同士で話す機会も増えると思いますが、1、2年のうちはどうなのでしょうか? 今回は現在大学1、2年生のみなさんに、普段の友達との会話のなかで、将来のキャリアや就活について話題に上がることはあるのかどうかを聞いてみました。

■友達と就活や将来の仕事について話題にすることはありますか?

ある 54人(56.8%)
ない 41(43.2%)

既に大学1、2年生でも、56.8%の人が将来の仕事や就活について友達と話しているようです。いったいどうしてなのでしょうか。続いて、それぞれに詳しい理由を聞いてみました。

■その理由を教えてください

<話題にすることがあると答えた人>

●将来のことや就活がうまく行くかどうか不安だから

・みんな将来に不安を持っているから話がつきない(女性/19歳/大学2年生)
・似たような境遇の子とは共感できる部分も多いので、相談するのにちょうどいい(女性/19歳/大学1年生)
・同じ道に進もうとしている人と相談できるから(男性/18歳/大学1年生)
・お互いに将来について不安を抱いている部分があるから(女性/21歳/大学2年生)

●情報収取をしたり、友だちの考えを参考にしたりしたいから

・将来のことを話して、友達がどのような考えを持っているのかを参考にしている(女性/19歳/短大・専門学校生)
・現在の雇用がどうなっているのかを先輩に聞いて、それを話して共有している(女性/19歳/大学2年生)
・自分の目標を語ることで自分自身を高めようとしているから(男性/22歳/大学2年生)
・将来どうするかまだみんな決めていなくて、お互いに相談して気持ちを切り替えていこうと思っているから(女性/19歳/短大・専門学校生)

話題にすることがないと答えた人>

●相談できる人がいない

・親身になって話せる人がいないから(男性/21歳/大学2年生)
・そもそも話し相手がいない(男性/19歳/大学2年生)
・周囲で話題にできる人がいないため(女性/20歳/大学1年生)
・話題にする友人はいないため(女性/20歳/大学1年生)

●まだ実感がない、必要性を感じない

・冷めた話になるからしない(男性/19歳/大学2年生)
・まだ時間があるので、お互いにネガティブなことは触れないようにしている(男性/19歳/大学2年生)
・友達と進路が違いすぎる(女性/22歳/大学2年生)
・特に理由はないが、まわりから就活の話題が出るのは後半からだと思うから(男性/19歳/大学2年生)

就活の話をしたことがある人とない人は、だいたい半々くらいでした。不安に思ったり気になったりはしているけど、まだまだ具体的ではないと考えている人が多いようです。また、話をしない人のなかには、いまはあえて話題にしないようにしている人もいます。

友達と就活の話をすると回答した人では、「将来に不安がある」という声が多く聞かれました。さまざまな報道を耳にして、漠然と将来に不安を抱えている大学生が少なくないようです。

文・学生の窓口編集部

マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2017年6月
調査人数:大学1・2年生男女95人(男性51人 女性44人)

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