注目の昨季上位勢対決はラ・ロシェルがホームでクレルモンに快勝! (1/2ページ)

ラグビーリパブリック

写真:AFP/アフロ注目の昨季上位勢対決はラ・ロシェルがホームでクレルモンに快勝!

世界最高峰のラグビープロリーグ、フランスの「TOP14」は9月第2週に第3節までを消化。この時点で全勝は昨季リーグ戦3位のモンペリエのみと、序盤から激しい戦いが繰り広げられている。

昨季1次リーグ1位通過のラ・ロシェルと、プレーオフ優勝のクレルモン・オーヴェルニュが激突した注目の一戦は、圧巻の攻撃力で前半に6トライを奪ったラ・ロシェルが予想外の大勝を収めた。開始1分のWTBラクロワのトライで先制したラ・ロシェルは、8-6で迎えた20分、自陣深くのカウンターアタックからパワフルな突進でオフロードパスをつなぎ、ラクロワが独走して2本目のトライ。これで流れに乗ると、24分にはゴール前のラインアウトから固い結束のモールでNO8ヴィトがグラウンディングし、完全に主導権を掌握する。

その後、3トライ2ゴールを追加して43-6と大量リードを奪ったラ・ロシェルは、後半開始直後にもキックオフから相手のミスにたたみかけてラクロワがノーホイッスルトライを挙げ、勝負を決定づける。クレルモンも57分にようやくNO8リーがトライを返し、66分にはスピーディーなつなぎから途中出場のCTBベサムがゴールラインを超えたが、時すでに遅し。ラ・ロシェルが51-20の快勝で、ホームの喝采を浴びた。

9月10日には、昨季準優勝のスター軍団トゥーロンが、ここまで1勝1敗の名門トゥールーズとホームのスタッド・マイヨールで対戦。序盤は10分のPGと20分のSHデュポンのトライでトゥールーズが10点を先行したが、トゥーロンは26分にモールを押し込んでトライを返すと、38分にSOベルーがDGを決めて同点に追いつく。

その後、ハーフタイム直前のPGで勝ち越され10-13で前半を折り返したトゥーロンだったが、後半開始直後にWTBトゥイソヴァが相手FWのタックルを弾き飛ばして豪快に右コーナーに飛び込み、この試合で初めてリードを奪う。トゥールーズも58分にSOドゥサンが3本目のPGを決め1点差に詰め寄ったが、トゥーロンは71分にベルーがPGを決め、ふたたび4点差に。そのままリードを守り切って2勝目を挙げた。

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