シャガールのステンドグラスも!フランス随一の格式を誇る世界遺産ランスのノートルダム大聖堂 (3/3ページ)

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側廊にはめ込まれたステンドグラスのなかには、シャンパン製造業者によって寄贈された、シャンパンの製造過程を描いたものも。さすがシャンパンの本場、ランスの大聖堂ならではのステンドグラスですね。

そして、もっとも来訪者の熱い視線を集めているのが、後陣の最奥にあるシャガールが手がけたステンドグラス。

一度でもシャガールの作品を目にした人ならひと目でそれとわかる、強烈な個性と存在感を放っています。太陽が降り注ぐ海を思わせるような、深く明るい色使いが印象的で、ずっと眺めていたくなるほど。

これらは13世紀の技法を用いて1974年に完成したもので、信心深い家庭で生まれ育ったシャガールは、ほかにもアメリカやイギリス、ドイツ、イスラエルなどに聖書をモチーフにしたステンドグラスを残しています。

中世から現代にいたるまでの芸術が詰まった、世界遺産・ランスのノートルダム大聖堂。戦禍に見舞われながらも、荘厳な美しさを取り戻したその姿に会いに出かけませんか。

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