ニキビ跡は消える? 種類、原因、ニキビ跡を残さない対策 (1/2ページ)
なかなか消えないニキビ跡、ずっと付き合っていかなくてはいけないと諦めてはいませんか? ニキビが跡になってしまう原因や跡を残さないための方法を、皮膚科医の宇井千穂先生に教えていただきました。
■ニキビ跡の種類とは?
ニキビ跡は大きく分けると、次の2種類があります。
◇陥凹性の瘢痕(はんこん)
ニキビが強い炎症をおこして肌の深くまでダメージを受けると、皮膚が破壊されクレーターと言われる「陥凹性の瘢痕」になります。
◇肥厚性瘢痕 ニキビの強い炎症により破壊された皮膚が、その修復のためコラーゲンを過剰分泌して盛り上がり、赤みや盛り上がりのあるケロイドのような跡が残ると「肥厚性瘢痕」になります。
上記以外にもニキビの痕が残る状態は多く見られ、ニキビの炎症によるダメージが赤みとして肌に残る「赤色調皮疹」、ニキビの炎症により肌がダメージを受けて表皮にメラニン色素をたくさん作り出してしまう「色素沈着(シミ)」ほか、さらに細かく分類することもできます。
■ニキビ跡が残る原因
ニキビ跡には、いくつかの種類があることがわかりました。では、どうしてニキビ跡が残ってしまうのか、そのメカニズムを教えていただきましょう。
◇ニキビ跡ができる原因
ニキビを引き起こすアクネ菌は毛穴の常在菌です。しかし、毛穴がふさがってしまうと、酸素を嫌い皮脂を好むニキビのアクネ菌は増殖しはじめます。そしてアクネ菌が炎症を起こし、悪化すると毛穴の中の細胞は破壊されてしまい、炎症がおさまった後も「瘢痕」と呼ばれるニキビ跡になります。さらに、瘢痕が収縮すると皮膚が硬くなり、「陥凹」が起こってしまうのです。
また、赤く盛り上がってしまった炎症性のニキビを放置しておくと、徐々に拡大し、周囲の正常な皮膚にも影響を与えてしまうことがあります。こうして、拡大してしまったニキビは消えないニキビ跡になりやすいです。
◇ニキビ跡は消えるの? 個人の肌質によって違いはありますが、肌の赤みや色素沈着のニキビ跡は消えるケースもあります。