爆死!実写版「ジョジョ」は公開前から酷評も“怖いもの見たさ”に賭けていた

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爆死!実写版「ジョジョ」は公開前から酷評も“怖いもの見たさ”に賭けていた

 8月4日から公開されている映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」。

 同名の人気マンガの初の実写化となる同作は、監督を三池崇史が務め、山崎賢人、山田孝之、伊勢谷友介、岡田将生ら旬のキャストが多数出演。公開前は、今夏最大級の話題作となっており、原作者の荒木飛呂彦氏も「予想以上」と太鼓判を押してはいた。ところが、フタを開けてみれば全国週末興行収入ランキングでは、公開から2週目で10位圏外。9月19日発表のランキングでは25位内からも姿を消している。

 この作品、タイトルからわかる通り、当初から2作目の製作も見据えていただけに、関係者は頭を抱えているという。

 実際、公開前から実写版「ジョジョ」だがネットでの評価は散々なものだった。

 映画サイトのレビュー欄では試写会を見たレビュアーによる低評価で埋め尽くされていた。

 そんな同作について関係者はどう見込んでいたのか。

「ネットでの酷評は想定内だった。というのも、原作は多くの熱狂的なファンを持つマンガなので、実写化した際に『イメージと違う』と反発が生じる事は企画段階から予想できていました。今回の映画化にあたって、荒木先生に『そっくりそのまま原作に合わせるのではなく、映画オリジナルの表現を追求したい』と伝えてオーケーをもらったという経緯もあったんです。製作側としてはネットの酷評によって、“怖いもの見たさ”で劇場に足を運んでくれる原作ファンのお客さんを見込んでいた。『原作とは違うけど映画として面白い』と思わせたら大成功です」

“怖いもの見たさ”による大ヒット、というもくろみは少々甘すぎたようだ。

(白川健一)

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