サントリーとパナソニック全勝キープ 織機とコカ・コーラは奮闘するも5連敗 (2/3ページ)

ラグビーリパブリック

 その後、トヨタが再びPGで得点し、6点差となるが、パナソニックは62分、キャプテンのFL布巻峻介が自陣から抜け出して大きくゲインし、絶妙なキックでインゴールにボールを転がし、チェイスしたWTB山田が押さえてトライ。67分には突破したCTB松田力也がつないで山田のハットトリックとなった。78分には途中出場のSO山沢拓也がチップキックを使っての個人技でチーム6トライ目を奪い、勝点5を手にしている。

 NTTコミュニケーションズは愛知・ウェーブスタジアム刈谷で豊田自動織機と対戦し、32-24で競り勝った。

 12-12で折り返し、後半開始早々にPGで勝ち越したNTTコムだが、その直後、FL栗原大介が危険なプレーで10分間の退出となり、数的有利となった織機は47分(後半7分)、ゴール前でPKを得ると、SOフランソワ・ブランマーがクイックタップからインゴールに突っ込み逆転した。

 しかしNTTコムは55分、CTBブラッキン・カラウリアヘンリーが左サイドから抜けてゴール中央に持ち込んでゲームをひっくり返し、SO小倉順平のブーツで加点して25-19とした。さらに61分、LOアイザック・ロスからオフロードパスをもらったCTB石橋拓也がフィニッシュし、リードを拡大。

 織機は試合終了前にトライを奪い返したがコンバージョンキックは外れ、7点差以内の敗戦で与えられるボーナスポイントは獲得はできなかった。

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タックラーを振り切ろうとするリコーのWTB長谷川元氣(撮影:松村真行)

 リコーは福岡に遠征してレベルファイブスタジアムでコカ・コーラと対戦し、32-5で下した。

 コカ・コーラは前半7分にWTB石垣航平が危険なタックルで一発退場となったのが痛かった。前半19分にキャプテンのFL山下昂大がトライを挙げて逆転し、14人全員が奮闘してホームでの今季初勝利へ執念を見せたものの、数的有利のリコーは30分にFL柳川大樹がゴールに持ち込み、再びリードする。

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