元自衛隊の臨床心理士が教える「生きづらさ」の乗り越えかた (1/2ページ)
日常での些細なことや、なんとなく気分が落ちることがあり、「イヤな気分」になることがあるだろう。その気分をいつまでも引きずってしまうと、本格的な「うつ状態」に陥ってしまう可能性もあるから問題だ。
イヤな気持ちから抜け出すためにはどうすればいいのだろうか。
『イヤな気分をパッと手放す「自分思考」のすすめ 他人にも感情にも振り回されない方法』(玉川真里著、誠文堂新光社刊)は、臨床心理士である著者の玉川真里氏の実体験に基づいた「イヤな気分の手放し方」や「自分思考で生きるためのポイント」を紹介した一冊。

実は玉川氏、元自衛隊員で、女性初の大砲部隊野外通信手として活躍した後、陸上自衛隊において現場初の臨床心理士となった人だ。その後、現在は自衛隊を辞め、NPO法人を設立している。
■「生きづらさ」をどう乗り越えるかイヤな気分に支配されやすい人は、基本的に社会で「生きづらい」と感じていることが多いと玉川氏は述べる。それは「みんなと同じことができて、溶け込めなければいけない」という日本の風潮があるからだろう。
しかし、それはその環境に生きづらさを感じているだけで、違う場所で花開く可能性もある。
「生きづらい」と感じる人は、世間一般でいわれる「普通」の枠におさまろうと努力するよりも、「自分はどうすれば社会の中でいい部分を発揮できるのか、自分の個性をプラスにできるのか」という自分思考を身につければ、道は拓くことがある。
これだけは言えるが、何もしないでグズグズ言っていても、何も変わらない。
自分の性格にマイナスな部分があっても心配することはない。見方によっては、プラスになることもある。ここでは、玉川氏が語る一般的にマイナスと捉えられてしまうような性格のプラスの側面の例をいくつか挙げていく。