田中みな実、業界評価が急上昇?三十路を迎えてようやく得た”バランス感覚” (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■キャラクターと本性とのバランスが大事?

 さらに、これまでの田中のキャラクターはあくまで表向きのキャラクターだったと記者は語る。

「現場スタッフの間では、真面目で頭の回転も早く、アナウンサーとしてのスキルも高いと評判でした。ただバラエティなどに出る際には、アナウンサーとしてだけでなく、何かしらのキャラクターを付けなければいけません。田中はビジュアルも良かったため、早くから様々な番組に起用されたので、“付け焼刃”的にぶりっこキャラを演じていたのだとか。かつて“ぶりっ子キャラ”で注目を集めたTBS出身の小林麻耶(38)も、そういったことで苦労したアナウンサーの一人です」(芸能記者)

 小林の妹で同じくフリーアナウンサーであった小林麻央(享年34)の闘病に、つきっきりで身の回りのサポートをしていたことが報じられているように、小林のぶりっ子キャラも一種の“演出”だったとも言えそうだ。

「ぶりっ子キャラと、実際の本人のキャラクターとのバランスが取れてきた田中は、昨年からお昼の情報番組『ひるキュン!』(TOKYO MX)のMCを務めています。東京地区のローカル番組ではあるものの、月曜から金曜までの帯で番組を持つことは、現在飽和状態にあるフリーアナウンサー界隈ではかなり大変なこと。こうしたところからも本人のスキルの高さに、業界からの信用が垣間見えます。また、他のレギュラー番組もいくつか持っており、今では仕事が順調になってきているようです。現在では業界からの評判もより良くなり、今後オファーは更に増えそうです」(同・記者)

 30歳を迎え、大人の女性としての色気と無理のないキャラクターを身に着けた田中は、さらなる活躍を見せてくれるかもしれない。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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