市川海老蔵の「いい意味でKYな性格」がついに”SMAP解散タブー”へ踏み込むか

デイリーニュースオンライン

Photo by PHOTO AC(写真はイメージです)
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 歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)が28日のブログで稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(40)ら元SMAPのメンバーと『72時間ホンネテレビ』(AbemaTV)で共演することを明かした。そして、同じ日記の中で、木村拓哉(44)と中居正広(45)の番組への出演も希望し、さらに「SMAP5人」との共演を夢見ていると語り、メンバーたちの行く末を案じていたファンたちを驚かせた。

 芸能人の誰しもが、言いたくても言えなかったことをサラリと書いてしまった海老蔵に、SNSからも「よく言ってくれた」「ファンの気持ちを代弁してくれてる」と賞賛が上がっている。そして、海老蔵の発言を受け、「海老蔵の良い意味での”KYぶり”が、『72時間』で「SMAPの解散タブー」を破るかもしれない」と予測するのはある芸能プロダクションの幹部だ。

「海老蔵は余計な忖度をせず、思ったことを言う、何でもありの人物。この前にも、同番組は『出演者公募』という体裁にしてたのに、『家に泊まらせてほしい』と番組からオファーがあったことをバラしています。それゆえ『72時間』の中でも、3人に『なんで解散したの?』『再結成ないの?』と、視聴者が一番聞きたい素朴な疑問をぶつけてくれるのではないかと業界内でも注目が集まっています」

■業界タブーに触れようとしたのは真のKY女王・黒柳徹子だけ?

テレビ界には「SMAP本人たちに「解散理由」や「それぞれの関係」について聞くのはタブー」そんな気遣いの空気が蔓延している。メンバーとジャニーズとの軋轢に忖度して、共演するお笑い芸人さえ「視聴者の一番聞きたいこと」を尋ねないという不自然な状況があった。

 ”空気を読まない”という意味では、4月28日の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)で黒柳徹子(84)が木村拓哉に「アナタ、みなさんとの関係はどうなの?」「(ビストロSMAPに呼ばれ)誰もベタベタ話さないじゃない?」とストレートすぎる質問をぶつけているくらい。それも木村の「常に全力でやるしかない」などという、どうとでも取れる発言でお茶を濁されていた。

 ある週刊誌記者は「もしかしたら『72時間』はタブー解禁の狼煙かもしれない」という。

「同番組は『視聴者からリアルな質問にホンネで答えていく』という企画主旨。そして『語られることのなかった”これまで”、”いま”、”そしてこれから”への想いをじっくりお届けする』とサイトにも謳っています。ジャニーズがやってこなかった”ネット”という分野に風穴を開けた新会社CULENですから、テレビの建前論がネット社会で通用しないことも計算済み。ドロドロした人間関係が語られることはないでしょうが、3人が語らなかった”解散”への経緯や想いはオープンにするはず。ジャニーズ関係者は、3人が今風にオープンに語ることでジャニーズの古い体質が浮き彫りにされるのでは、と警戒しているようです」

 同番組には海老蔵のほかに、堀江貴文(44)も出演が決まっている。芸能界の忖度のない2人が「視聴者が知りたいこと」をぶつけてくれることに期待したい。

文・麻布市兵衛(あざぶ・いちべい)
※1972年大阪府出身。映像作家、劇団座付き作家などを経て取材記者に。著書は『日本の黒幕』、『不祥事を起こした大企業』(宙出版)など多数あり。
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