羽生結弦「五輪連覇」に気がかりなこと

まいじつ

(C)Shutterstock
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9月23日に最終日を迎えたフィギュアスケートのオータムクラシックで、羽生結弦は“明と暗”をいっぺんに味わった。

「羽生のコーチであるブライアン・オーサー氏によると、羽生は右ひざを少し痛めていました。コーチが怪我について公表するということは、かばう気持ちはもちろんですが、次の大会での勝算があるからでしょう」(体協詰め記者)

オーサーコーチは怪我の状況だけではなく、平昌五輪へ向けた方策も語っていた。羽生が金メダルを獲れば、66年ぶりに2連覇が達成される。だが、怪我以外にも不安要素があるという。

「五輪中の羽生とキム・ヨナの急接近が囁かれています」(特派記者)

キム・ヨナは平昌五輪で特別大使を務める。そのキム・ヨナをバンクーバー五輪で金メダルに導いたのがオーサー氏である。

「オーサーコーチはさほど有名な指導者ではありませんでした。しかし、キム・ヨナの活躍によって現在の地位が築かれたのです。オーサーコーチはバンクーバー五輪後、キム・ヨナ人気にあおられ、自叙伝を出し、テレビCMにも出演しました」(同・記者)

しかし、韓国内での“タレント活動”は、キム・ヨナとの決別にもつながった。オーサーコーチ側は「一方的に契約を解除された」と訴え、キム・ヨナ側はそれに反論。両者の関係はいまだに修復されていない。

「羽生の2連覇は世界的にも注目されており、平昌五輪の最大の関心事です。同じ競技出身のキム・ヨナが、オーサーコーチがいるからといって羽生に近づかないとしたら、むしろ不自然です」(関係者)

キム・ヨナはオーサーコーチとの和解を考えているそうだが、平昌冬季五輪まであと5カ月。期待と不安が入り混じる。

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