えげつない「週刊誌スクープ写真」の撮影手口
今年の芸能ニュースも、昨年に引き続き不倫のスクープが多い。
不倫や熱愛の報道は、証拠になる写真の撮影が必須だが、どのようにして撮影されているのか難易度別に見てみよう。
まずは、最近では斉藤由貴、山尾志桜里が撮られていた宿泊時の写真。これまでも多くの芸能人が撮られてきたが、これは証拠写真としては基本的なもので、撮る側の難易度は高くない。
「ふたり一緒の撮影が無理な場合、別々に同じマンションなどに出入りする様子を押さえる必要があります。斉藤の場合は、横浜中華街付近の斉藤の事務所、山尾氏は渋谷区の閑静な住宅街にある倉持弁護士のマンションに出入りする姿が撮影されました。こういう写真を撮る際、取材チームが気をつけるのは、その場所に溶け込むことです。下手すると付近住民に通報されることもあります。そのため商業地では軽トラ、高級住宅街では高級車に乗って張り込み、服装もその場所で浮かないよう気をつけます」(写真週刊誌記者)
ドアののぞき穴から監視
もう少し難度の高いのが今井絵理子氏、山尾氏が撮られたような新幹線車内での写真だ。
「ずっとつけていて、相手が新幹線に乗ると、まず同じ列車の自由席に乗り込みます。そして、ふたりの座席を見つけ、たいていの場合は追加料金を支払ってグリーン車へ移動し、付近に座ります。車内では相手の気が緩んでいることが多く、通路を歩いても怪しまれません。ときにはペン型カメラを使用して撮影します」(同・記者)
難易度の高いのは、ホテル内での、今井氏のパジャマ姿のような写真だという。
「取材陣も男女カップルを装って、一緒にエレベーターに乗り、部屋を特定します。そして、同じ階の部屋を取り、ドアののぞき穴から監視。姿を発見するとカップルで外に出て隠し撮りします」(同・記者)
火遊び中の有名人はご注意を。
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