夫婦でセックスを楽しむためのホンネと建前 (2/3ページ)
家族的な愛になったから……緊張感を持て?
あるいは、パートナーに対する愛情が、異性に対するものから、家族的なものへと変化したため、「そもそもセックスという発想がなくなった」という人もいますよね。こちらもレス夫婦の典型でしょう。たとえば出産を機に、旦那さんも奥さんも、相手を異性として見ることができなくなった、ということ。
これに対して「パートナーに緊張感をもって接しましょう」と言う専門家もいます。つまりたとえば、週に1回は、「つきあいたてのカップルのように」お互いおしゃれして、相手を気づかいつつデートをし、気分がよくなったときにヤリましょう、というようなこと。
時間とお金に余裕があれば、こういうことができるかもしれませんね。
よくアラサー以上の読者を想定している(プチセレブ)女性誌が「仲のいい夫婦」を紹介していて、そこにはとても素敵な笑顔の夫婦がいて、しかもおしゃれな場所でおしゃれなかっこうをしていて、写真を見ただけで、「この夫婦はこうやって毎週末どこかにデートにでかけ、デートの終わりにセックスしてるんだろうな……ん? 子どもって、どこに預けているんだろう? 奥さんの実家に預けて、そのあいだにセックスしてるってこと?」と、余計なことを想起させてしまう写真。
と、ふたつの建前をご紹介しました。生活を維持することが主目的である夫婦生活においては、仕事に精進することがまず第一なわけだから、「疲れをどうにかしましょう」と言われても、「週末には公園に行ってさわやかに夫婦で体を動かしましょうって、そんなのただの理想じゃん」と言いたい向きもあるでしょう。
夫婦は緊張感をもって、と言われたところで、「2DKの狭いアパート暮らしで、緊張感もへたくれもない」と言いたい向きもあるでしょう。
はい、そうですよね、そういうのって「理想像」というか「建て前」であって、ホンネ的解決法ではないですよね。